結婚祝いを贈るときは、マナーに則って適切なタイミングで渡すことが大切です。この記事では、月間700万人が利用するプレゼント専門サイト ギフトモール編集部が厳選した、結婚祝いとして贈って間違いないプレゼントをご紹介し、お祝いをいつ渡すべきかも詳しく解説します。親戚や友人といった相手との関係性ごとの渡し方や、入籍のみの場合に贈る時期など、役立つ情報が満載です。ぜひ最後までチェックしてみてください。
結婚式に参列する場合には、招待状を受け取ってから式の1週間前までに結婚祝いを渡すのがおすすめです。
結婚式当日に渡すと、荷物が増えて新郎新婦に迷惑をかけてしまうことがあるので注意してください。
また郵送する場合も、挙式の1週間~1ヶ月前を目安に、相手にとって都合の良い日にちを指定して発送しましょう。
新郎新婦の荷物を増やしてしまうため、結婚式当日に結婚祝いをプレゼントするのは避けるのが無難です。なお、ご祝儀だけの場合は受付に預ければ問題ありません。
また結婚式を欠席する際は、1ヶ月前までにプレゼントを贈るのがマナーです。あわせて、式当日に届くように電報を手配しておくと丁寧な印象を与えられます。
結婚式に招待されなかった場合は、挙式の1ヶ月後に渡すのが目安。式の直前や直後にプレゼントを贈ると、招待しなかったことについて気を使わせてしまう可能性があります。
結婚式なしで入籍のみのときは、結婚の報告を受けてから1ヶ月以内に結婚祝いを渡すことをおすすめします。
離れて住む兄弟が結婚する場合など、諸々の事情により渡すタイミングがないようであれば、お祝いのメッセージを添えて郵送で贈りましょう。
結婚式に招待されたもののどうしても参列できない場合は、挙式の1週間~2ヶ月前に結婚祝いを渡すことをおすすめします。
日程がわかっているので、式の前に贈るのがマナーです。また、早めに渡すことで「欠席して申し訳ない」という気持ちがより伝わります。
友達への結婚祝いであれば、厳密にマナーを守らなくても問題がない場合がほとんどです。
友人へもしっかりマナーに沿って渡したい場合は、一般的なタイミングを参考にしてください。
式に参加する場合は招待状が来てから式の1週間前まで、欠席する場合は1週間~2ヶ月前が目安です。入籍のみの場合は、報告を受けてから1ヶ月以内に贈りましょう。
兄弟など身内に結婚祝いを贈るなら、結婚相手の家族や親族にも失礼に当たらないよう気を付けることをおすすめします。
とくに気にしない家柄の場合は、新婚夫婦の新居訪問のタイミングなど、会う予定があるときに渡すケースもあります。
姪や甥といった親戚にプレゼントを贈る際も、とくにしきたりを重要視する家族や地域の方にはしっかりとマナーを守って渡すと安心です。
親から結婚祝いを贈る時期は、結婚式の前か後かに分かれます。結婚祝いとして渡すのであれば、式の援助のためにも2ヶ月前~数週間前に贈るのが一般的です。
ご祝儀という形をとるなら、式の後もしくは新婚旅行から帰った後に渡します。いつまでに渡すべきという決まりはないですが、タイミングを逃さないように気をつけましょう。
職場の人に結婚祝いを贈るときは、結婚の報告を受けてから1ヶ月以内に渡すのがマナーです。
基本的には会社で手渡しするのが良いとされていますが、難しいときは相手の都合に合わせて郵送します。
なお職場で渡すタイミングは、プライベートの事柄なので始業前や終業後、休憩時間がおすすめです。
相手が授かり婚であっても、結婚祝いをいつ渡すべきかタイミングが変わることはありません。
通常と同じように結婚式がある場合は式の1か月前まで、入籍のみの場合は本人からの報告を受けた後1ヶ月以内に渡しましょう。
出産祝いと結婚祝いを同時にまとめて渡す際は、必ず赤ちゃんが生まれた後のタイミングにする必要があります。
事前に贈ると、万が一お産時にトラブルがあった場合は心労を与えてしまうので、母子の無事を確認してからにしましょう。
具体的な時期は、一般的な出産祝いと同様に産後1週間~1ヶ月以内が良いとされています。
結婚祝いを渡す一般的なタイミングを逃してしまった場合は、その時点で可能な限り早くプレゼントを贈ってください。
プラスして、遅れたことへのお詫びやちょっとしたメッセージを添えると相手にきちんとした印象を与えられます。
結婚祝いをいつ贈るか決めるときは、「先勝」、「友引」、「先負」、「仏滅」、「大安」、「赤口」の6つの曜からなる「六曜」も考慮する必要があります。
とくに年配の方はお日柄を重視することが多いので、新郎新婦だけでなくご家族にも気持ち良く感じてもらえるように、吉日を選んでください。
結婚祝いを渡すのにとくに適しているのは、「大安」か「先勝」の日です。
「大いに安し」という意味を持つ大安は、一日中、何事においても吉とされます。結婚式の日や入籍日としても人気がある吉日なので、お祝いのプレゼントを渡す日にもふさわしいです。
また、先勝は「先んずれば即ち勝つ」という意味で、午前中は吉、午後は凶と言われています。先勝の日にお祝いを渡したい方は、午前中に行くのがおすすめです。
「友を引き込む」という意味を持つ「友引」は、お葬式をはじめとする弔事には避けられています。
しかし、「幸せに友を引き込む」とも解釈できるため、挙式や入籍日などお祝い事を行う日としては人気があります。したがって、友引に結婚祝いを贈っても問題はありません。
一日のなかで朝と夕方はとくに吉とされているので、お昼以外の時間帯に渡すことをおすすめします。
結婚祝いの渡し方としては、直接会って手渡しするのが一般的ですが、遠方に住んでいる場合や事情がある場合には郵送で送ることもできます。
それぞれのケースでのマナーに加えて、郵送方法もしっかりと確認してください。
結婚祝いを手渡しする場合は、相手の都合の良い日に相手の家に出向くのが一般的。
友達には会って一緒に食事などをする際に渡す方も多いですが、お皿やお酒といった持ち帰りにくい品物は、手渡しでなく郵送すると親切です。
とくに、結婚式を控えた新郎新婦は多忙になるため、相手にとっても負担にならない渡し方を選びましょう。
結婚祝いとして現金を郵送する場合は、金額にかかわらず新札を準備します。さらに、向きを揃えてご祝儀袋に入れ、現金書留で送ります。
ご祝儀袋の水引は、金銀か紅白の結び切りが適しています。また、表書きは4文字を避け、「寿」や「御結婚御祝」などを選ぶのがおすすめです。
現金ではなく商品券を送りたい方も、大切な贈り物にはより安全性の高い書留を利用すると安心です。
現金や金券だけを送るのではなく、手紙やメッセージカードを同封して、お祝いを直接渡せないことに対する謝罪の言葉を添えてください。
郵送で結婚祝いの品物を届ける場合にも、かしこまった贈り物としてのしを付けるのがマナーです。
結婚祝いには、誰がどんな目的で贈ったかひと目でわかる外のしを選ぶのが一般的です。しかし、郵送する場合にはのし紙が汚れないように、内のしをかけてからラッピングすることをおすすめします。
また、相手の都合に合わせて時間指定ができる配送方法を選びましょう。とくに、ゆうパックや宅配便で送ると、追跡サービスを利用して相手が無事受け取れたか確認することもできます。
結婚祝いのプレゼントを郵送する際には、宛名を新郎新婦連名にするのが一般的な書き方です。入籍がまだの場合は、どちらかの氏名は旧姓で記入しましょう。
新郎新婦のどちらかとしか面識がない場合には、片方のみでもとくに問題ありません。まだ同居をしていない場合にも、宛先の住所に住んでいる方だけの名前を記載します。
また送る場所は、新郎新婦のどちらかの実家でも新居でも構わないので、確実に受け取ってもらえるところを選んでください。
友達や同僚など仲の良い方に結婚祝いを渡すときには、サプライズを企画するのもおすすめです。
例えば、新郎新婦には内緒で親しい友達を集めてサプライズパーティーを行えば、結婚式には出席できない方も直接お祝いのメッセージを伝えられます。
同僚や仲間からの寄せ書きも、心の温まるサプライズギフトとして人気があります。
より喜ばれる結婚祝いのプレゼントを選ぶためには、実用的なアイテムや夫婦の趣味に合ったアイテムに注目するのがおすすめです。
さらに、見た目にもこだわってセレクトすると、お祝いのシーンの贈り物らしい特別感を演出できます。
新生活をスタートさせるときは、たくさんのアイテムを揃える必要があるため、実用的な結婚祝いを贈ると重宝されます。
お料理が好きな方にはおしゃれなキッチン用品、忙しい方には家事を楽にしてくれる家電など、趣味やライフスタイルに合ったものを選ぶのがおすすめです。
また、タオルをはじめとする日用品や洗剤などの消耗品は、好みがわかれにくいうえ複数あっても困らないので、お祝いのプレゼントとしても人気があります。
夫婦の共通の趣味に合うアイテムも、結婚祝いにふさわしいです。
例えば、ワイン好きならメッセージ入りのワイン、キャンプ好きならおしゃれなランタンなどを贈ると、相手のためを思って選んだことが伝わります。
仲良く使ってもらえるペアグッズも、晴れて夫婦になったふたりに贈るプレゼントとして人気があります。
くつろぎの時間に役立つマグカップから、職場でも活躍する文房具まで、様々な商品が揃っているので相手にふさわしいものを選びましょう。
相手に本当に必要なものや欲しいものを選んでもらえるカタログギフトも、結婚祝いとして人気を集めています。
好みやライフスタイルがはっきりとわからない場合でも安心してプレゼントできるので、あまり親しくない方への贈り物にもおすすめです。
また、カタログギフトは、ふたりで選ぶ時間まで楽しんでもらえる点も魅力です。
様々なジャンルの商品が網羅されたものや、食事や旅行といった体験型のものなど、多彩なシリーズがラインナップされています。
包装紙やメッセージカードなどを選べる場合は、結婚祝いに適した色のものをセレクトしましょう。フラワーギフトを贈りたい方も、お祝い事にふさわしい色合いの商品を用意することが大切です。
結婚のお祝い向きの色としては、初々しさが感じられる白や、サムシングフォーの言い伝えのひとつであるブルーなどが挙げられます。
さらに、優しい印象のピンクや華やかな赤も、おめでたいシーンのプレゼントにぴったりです。
一方、お葬式を連想させる黒はタブーとされています。また、淡い紫はお祝いにマッチしますが、深い紫はお悔やみのシーンでよく用いられるので、避けることをおすすめします。
結婚は人生のなかでもとくにおめでたいイベントなので、喜びのシーンにふさわしいプレゼントを贈りましょう。
ギフトとしてNGとされる品物をしっかりと押さえて、相手に気持ち良く受け取ってもらえる結婚祝いを選んでください。
結婚をお祝いするプレゼントとしては、縁が切れることを連想させる包丁はNGとされています。包丁セットや上質なナイフなども、ふたりからリクエストがあった場合以外は避けた方が良いです。
また、陶器やガラス、鏡といった割れやすいものも、結婚祝いには向きません。
ただし近年では、新生活で役立つ食器やワイングラスなどを結婚祝いに選ぶ方も多いです。
相手に誤解を与えないためにも、ペアになった特別感のあるものを贈ったり、メッセージを添えてフォローすることをおすすめします。
結婚のお祝いには、ほかにもタブーとされるアイテムがあります。
たとえばハンカチは、涙や別れを連想させることからお祝いのシーンの贈り物には向きません。また、お葬式の香典返しに多く選ばれている日本茶も、結婚祝いとしては避けるのが無難です。
さらに、「苦」や「死」といった不吉なイメージがある櫛のほか、4個入りや9個入りの商品なども選ばないようにしてください。
結婚祝いのプレゼントを贈るときには、心からのお祝いの気持ちが伝わるようにメッセージを添えましょう。
カードや手紙は、「切れる」や「終わる」などといった「忌み言葉」を避けて、「終止符」を連想させる句読点も使わずに書くのがマナーです。
結婚したばかりの方に贈るプレゼントとしては、新生活で役立つものやおしゃれで特別感のあるアイテムが適しています。
おすすめの商品の特徴や魅力を比べて、ふたりにぴったりの結婚祝いを見つけてください。
カタログギフトはふたりに本当に欲しいもの選んでもらえるため、結婚祝いとして人気があります。
総合カタログに加えて、グルメや旅行など趣味に特化したカタログもおすすめです。
フランス生まれのティファールのキッチンウェアは、品質が高いうえにデザイン性にも優れているため結婚祝いとしても人気を集めています。
電気ケトルやトースター、お鍋などラインナップが多彩なので、新生活に必要なものが見つかります。
1988年にスタートしたブランド ストウブの鍋は、品質の高さで料理家にも愛用されており、お料理が好きな方へのギフトとしても多く選ばれています。
職人によって手作りされていて温かみが感じられるのも、結婚祝いにおすすめする理由です。
食卓を彩ってくれる名入れ湯呑と夫婦箸のセットは、特別感があるため結婚祝いにふさわしいです。日常的に使うアイテムなので、ふたりの好みに合ったデザインの商品を選びましょう。
普段使いにはもちろん来客時にも重宝するおしゃれなカトラリーは、ホームパーティーが好きな夫婦への贈り物にもぴったりです。
結婚祝いとしては、高級感の感じられるものがとくに人気を集めています。
美しい彫刻が施された切子グラスは、華やかさがあるため結婚祝いとしても人気です。お茶やお酒など様々なドリンクに合うので、プレゼントすると日常的に役立ててもらえます。
毎日使うタオルは何枚あっても困らないので、結婚祝いとして贈っても喜ばれます。贅沢な気持ちを感じてもらえるように、自分では買わないような高級な商品を選ぶのがおすすめです。
箱の中にお花をアレンジしたフラワーボックスは、華やかかつおしゃれな見た目でプレゼントとして人気を集めています。
花瓶を準備することなくそのまま飾れるので、忙しい夫婦に贈る結婚祝いにもおすすめです。
ふたりの愛を表現したようなハート形のケーキは、結婚を祝うプレゼントにぴったりです。
サプライズパーティーで渡せば、ケーキ入刀やファーストバイトなど結婚式さながらのロマンチックなシーンを演出できます。
焼き菓子の詰め合わせは、贅沢なおやつの時間を叶えてくれます。結婚祝いにふさわしい見栄えするものが多い点や、好みがわかれにくい点も、プレゼントにおすすめする理由です。
ワインギフトは、美味しいだけでなくおしゃれなものが多いため、結婚祝いとしても人気があります。ふたりでワンランク上の晩酌を楽しんでもらえるので、お酒好きの夫婦へのプレゼントにおすすめです。
さらに特別感を演出したい方は、メッセージや名前、日付などを入れられる商品を選んでください。
結婚の形が多様化し、結婚祝いの贈り方にも様々なパターンがありますが、一番大切なのは相手を思いやることです。
社会人としてのマナーを守りながら、心からの祝福の気持ちをお祝いに託して渡し、さらに良い関係を築きましょう。