母の日のプレゼントに熨斗(のし)をかけるかどうかや、書き方のマナーについて、贈り物専門サイト ギフトモールに所属するギフトのプロが解説します。のし紙の選び方やかけ方も細かくご紹介するので、お母さんやお義母さんへプレゼントを渡すときに失敗したくない人は必見です!
母の日はアメリカから日本に伝わった習慣なので、プレゼントに熨斗(のし)が必要かどうかのルールははっきりと決められていません。
のしをかけず、きれいな包装紙やリボンなどでラッピングするだけでも贈ることができます。
丁寧な印象を与えるのしは、母の日に少しかしこまったプレゼントを贈りたいときにかけるのがおすすめです。
多くの人がどんな場合でのしを使っているか確認しておくと、スマートに贈り物を用意できます。
お義母さんへ母の日のプレゼントを贈るケースでは、きちんとした印象になるようにのしをかける人が多いです。
ただし、のしなしでもマナー違反にはあたりません。とくに義母と仲の良い場合や、カジュアルな雰囲気で贈りたいときなどは、ラッピングのみで贈る人もいます。
自分が独立したり結婚した年の母の日に贈るケースや、初任給で贈るケースでも、プレゼントにのしをかける人が多く見られます。
人生の節目にけじめをつけるような印象にできるので、日々お世話になっていることへのお礼にくわえて、これまでの感謝も表現することができます。
母の日のプレゼントにお肉などの生ものを選んだ場合は、のし飾りのついていないかけ紙を使います。
ここからは、ほかにも表書きの書き方や水引の選び方など、要点ごとのマナーについてご紹介します。
母の日はお母さんへの感謝を伝えるためのものなので、水引の上部に書き入れる表書きは「感謝」とする人が多いです。ほかに、「御礼」や「母の日」などもよく使われています。
とくに実母へ贈るケースでは、「お母さんありがとう」「大好きなお母さんへ」といったメッセージ風の書き方も人気です。
水引の下には、贈り主がわかるように名入れします。とくに実母へプレゼントする場合は、苗字を省略して下の名前だけ書いても問題ありません。
結婚していて夫婦連名で贈る場合は、自分の名前とパートナーの名前を並べて書いてください。義母へのプレゼントにかけるのし紙には、苗字を書く場合も多いです。
水引の色や結び方にはいくつか種類があります。
お母さんに感謝を伝えることは毎年繰り返されることが望ましいので、何度あっても嬉しい慶事向きの水引が適しています。紅白5本の蝶結びの水引が印刷されたのし紙を選びましょう。
のし紙の掛け方は、プレゼントの渡し方によって変えるのがおすすめです。
母の日に直接手渡しする場合は、のしが見えやすいように外のしにするのが一般的です。一方、郵送する場合は、内のしにすることでのしが汚れるのを防ぐことができます。
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