金婚式が結婚から何年後のイベントかというと、結婚50周年をお祝いする記念日を指します。
周年の数え方は、入籍日や挙式日など結婚記念日として決めた日を、翌年に迎えたときに結婚1周年と数えます。
たとえば、2000年4月1日を結婚記念日とするなら、2050年の4月1日が結婚50周年となります。

金婚式は、英語で「Golden wedding」や「Golden wedding anniversary」と言います。また、結婚50周年のお祝いということで「50th wedding anniversary」という表現をすることもあります。

結婚記念のお祝いは結婚15周年までは毎年、そのあとは5年おきに周年それぞれの名前がつけられています。
1周年の紙婚式から始まり、25周年が銀婚式、50周年が金婚式と年数を重ねるにつれて、硬く価値のあるものの名前がつけられているのが特徴です。
これらは、結婚生活を続けることで深まる夫婦の絆や関係性を象徴すると考えられています。

結婚50周年を祝う金婚式の次は、55周年のエメラルド婚式です。
さらに、60周年のダイヤモンド婚式、65周年のブルースターサファイア婚式、70周年のプラチナ婚式、75周年のダイヤモンド金婚式と続きます。

また、80周年は樫婚式（オーク婚式）、85周年はワイン婚式と、日々の生活への感謝や夫婦の絆をあらわすものの名前がつけられています。

金婚式という名前は、50年間という長い時間を共に過ごしてきたことで得られる、金色に光り輝くような豊かさを意味しています。
ふたりで築き上げてきた強く美しい関係性が由来となっていて、数ある結婚記念のなかでも盛大にお祝いするケースが多いです。

金婚式のお祝いは誰がするかという決まりはありませんが、一般的に子供や孫が主催することが多いです。
両親や祖父母が長年連れ添ってきたことを祝福しながら、これまでの感謝も伝えるために、食事会を開いたりプレゼントを贈ったりします。

金婚式とは結婚生活のなかでも大きな節目のため、心から喜んでもらえる祝い方で、祝福や日頃の感謝の気持ちを伝えましょう。
おすすめのお祝いの仕方をご紹介するので、金婚式に何をするかを決める際の参考にしてください。

金婚式という名前にちなんで、金を使用したものをプレゼントするという声がアンケートでも多く見られました。
ギフトモールでは、ペアのカップや夫婦茶碗、夫婦箸がよく売れていますが、一緒に晩酌を楽しむ夫婦には金箔入りのお酒を贈るのもおすすめです。

金婚式の際に、家族や親しい人で集まりパーティーをおこなうという人も多くいます。普段はあまり行かないようなホテルのレストランや料亭など、高級感のある場所を選ぶと特別感を演出できます。
高齢で外出が負担になる場合は、自宅で食事会を開いて祝福するのがおすすめです。

金婚式を迎えた記念として、家族みんなで旅行に出かけるという祝福の仕方も人気です。
贅沢な気分を味わってもらえる特別感のあるプランを選ぶと喜ばれますが、体力的に負担がかかりすぎないように配慮しましょう。

金婚式を迎えるふたりには内緒で、サプライズの贈り物を用意すると感激してもらえます。
とくに、寄せ書きをした色紙や似顔絵、祝福メッセージを集めたムービーが人気です。また、お祝いの席を華やかに彩る花束、名前や日付入りの記念品も多く贈られています。

結婚50周年という大きな節目を迎えたことを思い出に残すために、夫婦や家族で記念写真を撮る人も増えています。
着物やウェディングドレスを着て、金婚式に改めてフォトウェディングをするのもおすすめです。

金婚式を迎えた両親や祖父母に向けて、子供や孫からのメッセージを書いて手紙やカードを渡すと喜ばれます。
これまで半世紀も連れ添ってきたことの祝福とともに、日頃の感謝の気持ちも伝えることでより一層感動してもらえます。

大切な人の金婚式には、特別感のある素敵なギフトを贈って盛大に祝福しましょう。
次の記事では金婚式のお祝いにおすすめのプレゼントをご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。