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南水(なんすい)は、数あるなしの中でも特に甘みが強く、その糖度は14〜15度ほど。また、果汁もたっぷりなのでジューシーな甘みを楽しむことができます。
越後と新水を交配させて誕生した長野県生まれのなしで、果実の大きさは350gほど。果皮が茶色の“赤なし”です。果肉は乳白色で、やわらかくサクサクとした歯ざわりが特徴。
収穫時期は9月下旬〜10月上旬で、産地で貯蔵された果実は1月頃まで出荷されます。日持ちが良い品種なので贈り物にも最適です。
皮をむいて、くし形にカットして食べるのがオーソドックスです。食べる1〜2時間前に冷やすと、南水のみずみずしいおいしさをご堪能頂けます。
保存する場合は、新聞紙で包んでからビニール袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存するといいでしょう。なしは“ヘタ”から呼吸しているので、おしりを上に向けて保存することでより長く鮮度を保つことができます。