なめらかな果肉で果汁もたっぷり

日本で一般的に台湾マンゴーと呼ばれているのはアップルマンゴーのアーウィン種＝愛文マンゴーのことです。

愛文（アーウィン）マンゴーは、台湾で栽培されているマンゴーの品種の中でも抜群のおいしさで、果肉はなめらかで果汁もたっぷり。濃厚な甘さと深みのある香りには定評があります。

1950年代にアメリカから台湾に伝わったアップルマンゴーは、品種改良を重ね高品質な愛文マンゴーが生み出されました。宮崎県や沖縄県などで栽培されている国産の高級マンゴーと同じ品種ですが、価格は控えめであり、それも魅力の一つです。

日本ではハウス栽培が一般的ですが、台湾の気候はマンゴーの栽培に適しており、露地栽培が行われています。太陽の光をたっぷりと浴びた果実は、成⻑段階で何度も選果され、完熟する前には一つずつ袋を被せて栽培されます。収穫後も、日本向けの基準に基づいて厳選された果実のみが出荷されています。

保存する場合、やや硬い場合は直射日光の当たらない常温の場所で数日間置き追熟してください。香りが強くなり、少し柔らかくなったころが食べごろです。食べる数時間前に冷蔵庫で冷やしてお召し上がりください。