出産祝いのお返しを贈るときは、感謝の気持ちがより伝わるようメッセージを添えるのがおすすめです。今回は月間700万人が利用するプレゼント専門サイト ギフトモールに在籍する贈り物のプロが、出産内祝いを贈る際のメッセージを考えるときに役立つ情報をご紹介します。失敗しないメッセージの書き方や例文についてもまとめているので、ぜひ参考にしてください。
出産祝いのお返しにメッセージを添えなくてもマナー違反ではありませんが、メッセージなしの出産祝いのお返しは、相手にそっけない印象を与えてしまいます。
お礼の品物を手渡しする場合はその場で直接お礼を伝えられますが、郵送する場合はメッセージで感謝の気持ちを伝えるのがおすすめです。
両親から援助としてお祝いをもらったなどお返し不要の場合でも、メッセージカードのみを送ってお礼を伝えましょう。
無事に出産できたことや赤ちゃんの名前を伝えることで、相手にも喜んでもらえるうえ、今後の関係性にも良い影響を与えられます。
出産祝いのお返しのメッセージを贈るときに、メッセージカードやお礼状などはどういったものを使うべきか、贈る相手との関係別にご紹介します。
兄弟や仲の良い友達など、親しい相手へ贈る出産祝いのお返しのメッセージは、ハガキや一筆箋のように形式張っていないものがおすすめです。
赤ちゃんの様子を伝えられるため、写真入りのメッセージカードも喜ばれます。カジュアルな印象を与えるものなので、相手に対して失礼にならないかどうか、関係性を考えて送りましょう。
職場の上司などの目上の相手に出産祝いのお返しを贈る際は、感謝のメッセージをしたためたお礼状を添えるときちんとした印象を与えられます。
基本的に白い封筒と便箋を使い、黒の毛筆や万年筆、またはボールペンで手紙を書きます。親しい相手であれば、柄入りのものでも良いとされています。
同封の仕方としては、お礼状の封をせずに出産内祝いに入れます。
出産祝いのお返しにメッセージを添えるときは、マナーや相手に合ったメッセージを用意しましょう。ここからはメッセージの書き方のコツを解説するので参考にしてください。
出産祝いのお返しのメッセージは、手書きのものでも印刷したものでも問題ありません。
手書きのメッセージはより丁寧な印象を与えられるため、目上の人に贈るときにおすすめです。プリントされたメッセージは、様々なデザインから選べたり、写真を入れられたりするメリットがあります。
出産祝いのお返しを贈る相手が両親や祖父母、友人であれば、堅苦しくないカジュアルなメッセージが喜ばれます。
一方、上司や高齢の親戚など目上の相手にはくだけすぎず、より丁寧な言葉使いの文章で書きましょう。相手との関係性に合わせて適切な距離感の文章で感謝を伝えるのがおすすめです。
出産内祝いに添えるメッセージに「お返し」という言葉を使うと、出産祝いをいただいたから返すという義務的な意味で捉えられてしまうことがあります。
そのため、「お返し」という言葉は使わないようにしましょう。
おめでたい出来事である出産祝いのお返しのメッセージには、「終わる」「切れる」などの忌み言葉を使わないのがマナーです。
また、「次々」「いよいよ」といった重ね言葉も使わずに書きましょう。
出産祝いのお返しのようにお祝いごとに関するメッセージでは、句読点をつけないのが良いとされています。幸せなことに区切りをつけないという意味があるためです。
カジュアルな文章であれば句読点を使っても問題ありませんが、目上の人に出産内祝いを贈る場合には注意しましょう。
喪中の相手に対して、出産祝いのお返しを贈るときは、感謝のメッセージを短文でシンプルにまとめて書きましょう。
また、四十九日が過ぎてから贈るために時期が遅れる場合は、その旨を先に知らせておくのがおすすめです。
出産祝いのお返しのメッセージにはある程度、定番の書くべき内容が決まっているので、それらを把握してからメッセージを考えましょう。
出産祝いのお返しのメッセージには、まずは「出産祝いをいただきありがとうございます」といった感謝の気持ちを書きましょう。
出産自体の喜びよりも、お礼の言葉を出産内祝いのメッセージのメインの内容として伝えるのが大切です。
出産祝いのお返しのメッセージに赤ちゃんの名前や性別を書くと、相手への出産の報告になります。名前の由来なども一緒に書くと、より親しみを感じてもらえます。
「〇〇という願いを込めて〇〇と名付けました」や箇条書きの「命名〇〇」といった書き方があります。
出産祝いを贈ってくれる相手は赤ちゃんやお母さんの健康状況を心配していることもあるため、出産内祝いのメッセージで赤ちゃんやお母さんが元気であることを知らせて安心してもらいましょう。
また、両親や親しい相手宛てであれば、育児を楽しんでいることや赤ちゃんの様子をお返しのメッセージに書いても喜ばれます。
出産祝いのお返しのメッセージの最後には、今後も付き合いをお願いしたいという内容や相手の健康・活躍を願う言葉を書いて締めくくるのが一般的です。
赤ちゃんが生まれると生活のリズムが今までと大きく変わることも多いので、これからも仲良くしてほしい旨を伝えておきましょう。
出産祝いのお返しに添えるメッセージは、相手によって内容や文章の書き方が異なります。
ここでは相手との関係性別のメッセージ例文をご紹介するので、これらを参考にして、喜ばれるメッセージを考えてください。
出産祝いのお返しを贈る状況によって、適切なメッセージを添えるとスマートです。ここでは贈るのが遅くなった場合など状況別におすすめのメッセージの例文をご紹介します。
ぜひ文章を考えるときに役立ててください。
出産祝いのお返しを手渡しする場合は、「先日はお祝いを頂きありがとうございました」などの感謝の気持ちを一言添えましょう。さらに、メッセージカードを添えるとより丁寧な印象を与えます。
品物を直接渡す時の言葉としては、「つまらないものですが」という文言には否定的な人もいるため、「心ばかりの品です」「お口に合うと嬉しいのですが」といった言葉を使うことをおすすめします。
出産祝いのお返しに気持ちのこもったメッセージを添えることで、相手との今後の付き合いにプラスの影響を与えられます。
相手との関係性の深さや状況に合わせて、マナーに沿った出産内祝いのメッセージを考えましょう。