敬老の日は何歳から祝う?対象年齢などについて解説

敬老の日は何歳から祝う?対象年齢などについて解説

敬老の日は、お年寄りを敬ってさらなる長寿と健康を願う祝日です。この記事では、敬老の日の対象となるのは何歳からかについて、ギフトのプロが状況別に詳しく解説します。ぜひ最後までチェックして、失礼のないようにお祝いをするために役立ててください。

敬老の日は何歳からお祝いする?

敬老の日は、大切な人や身近な人の健康長寿を願う日ですが、何歳から祝うものか悩む人も多いと思います。
結論からいうと、敬老の日のお祝いをする年齢は明確には決まっていません。
失礼にならないようにするために、一般的にお祝いすることが多い年齢の目安や考慮すべき点を知っておきましょう。

65歳以上が目安

敬老の日を何歳から祝うかという決まりはなく、一般的に高齢者として認識されている65歳以上が目安とされています。
以前は60歳からお祝いすることも多くありましたが、近年は60歳でも現役で仕事をしていて若々しい人が多いのが実情です。
そのため、後期高齢者と定められている75歳以上から祝うなど、目安の年齢も徐々に上がっています。

もともとの対象年齢は55歳以上だった

敬老の日の起源や由来には諸説ありますが、1947年に兵庫県のある村でおこなわれた敬老会が始まりだと考えられています。
9月15日を「としよりの日」と定めて開催した敬老会は、対象年齢を50代半ば以上として開催されました。そして、県全域から全国へと広まり、現在の敬老の日につながったと言われています。

本人が望まない場合はお祝いする必要はない

敬老の日の目的は、高齢者を敬って日頃の感謝を伝えたり、さらなる長寿を願うことです。しかし、なかには「年寄り扱いされたくない」といった理由で祝われる本人が望まないこともあります。
その場合は、敬老の日のお祝いは避け、食事に誘うなどしてさりげなく感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。

孫ができてからお祝いする人も多い

敬老の日のお祝いの対象となる60歳以上の方でも、まだまだ若く元気な方はたくさんいます。そのため、年齢にはこだわらず、孫ができたタイミングで祝うようになることが多く見られます。
お祝いのプレゼントやメッセージも、孫からであれば抵抗なく喜んで受け取ってもらえると思います。

孫が何歳から敬老の日をお祝いする?

敬老の日に孫からお祝いのプレゼントを渡したり、食事会を開いたりする場合、孫が何歳からおこなってもかまいません。
ただし、孫が「ありがとう」と言えたり、プレゼントを渡せたりするようになってからの方が喜んでもらいやすいと思います。

若い祖父母の場合はどうする?

40代や50代など若い祖父母の場合、敬老の日のお祝いをするかどうかは本人が望んでいるかどうかで決めましょう。
お祝いする場合は、健康長寿を願うことよりも、日頃の感謝の気持ちを伝えることをメインにすると素直に喜んでもらえます。

町内会や自治会では敬老の日を何歳からお祝いする?

町内会や自治会で敬老の日のお祝いをするときも、何歳から対象になるかは団体によって異なります。
一般的に、様々な法令で「高齢者」と定義されている65歳以上を対象とする自治体が多く見られます。しかし、近年では70歳以上や80歳以上など対象年齢が引き上げられる傾向にあります。

敬老の日におすすめのギフトもチェック!

敬老の日は、大切な人を敬う気持ちや日頃の感謝を伝えられるとても良い機会です。
次の記事では、敬老の日のプレゼントとして人気のアイテムをご紹介しているので、あわせてチェックして、喜ばれる贈り物を見つけてください。