父の日のプレゼントに熨斗(のし)は必要?のし紙の種類や表書きの書き方などについて解説

父の日のプレゼントに熨斗(のし)は必要?のし紙の種類や表書きの書き方などについて解説

父の日のプレゼントにつける熨斗(のし)について、月に700万人が訪れるギフトモールに所属するギフトのプロがわかりやすく解説します。父の日ギフトにのしをかけるときのマナーや、失敗しないための気になるあれこれを押さえておきましょう。

父の日のプレゼントに熨斗(のし)は必要?

父の日のプレゼントに熨斗(のし)をかける必要はなく、ギフトモールでは例年のしなしでの注文も多く入っています。
しかし、のしをかけてはいけない決まりもないので、改まったプレゼントを贈る場合は、のしをつけてしっかりした印象を演出するのもおすすめです。

義父へ贈る場合は?

贈る相手が義父であっても、父の日のプレゼントにのしをかけなければならないといったルールはありません。
しかしアンケートでは、しっかりとした贈り物に見えるようにのしをかけたと答えた人が多かったです。

父の日のプレゼントにかける熨斗(のし)のマナーは?

父の日のプレゼントにのし紙をかけても、マナーを守らなければ、礼儀正しい贈り物に見せる効果は半減します。水引の種類や書き方などポイントを押さえておきましょう。

表書きの書き方

上段

のし紙の上段は表書きを書くスペースで、父の日のプレゼントの場合は「感謝」「御礼」などと表記するのが一般的です。
大げさな印象を与えたくないなら、シンプルに「父の日」としたり、「お父さんありがとう」などの飾らない言葉を使ったりしても良いと思います。

下段

のし紙の下段は名入れするスペースで、父の日のプレゼントの贈り主の名前を書きます。

アンケートでは、実父に贈る場合は下の名前のみにした人が多く、義父に贈るときは苗字のみまたは夫婦それぞれの下の名前で表記した人がほとんどでした。

夫婦連名の場合は右に夫、左に妻の名前を書き、兄弟姉妹連名のときは、右から左へ長子の名前から年齢順に記していきます。
連名の名前は多くても3人までにし、4人以上のときは「子供一同」などと書いてください。

水引の選び方

父の日のプレゼントにつけるのし紙の水引の種類は、何度繰り返しても良いお祝いで使う紅白蝶結びにします。
水引の本数は、基本の本数とされ一般的によく使われる5本がおすすめです。3本では粗品のように見えてしまい、7本では父の日ギフトにしては大げさな印象を与えてしまうと思います。

のしの掛け方

アンケートによると、父の日の贈り物を手渡しした人のなかでは、のし紙を包装の外にかける外のしを選んだ人が多かったです。
プレゼントを郵送する場合は、のし紙が汚れたり破れたりしないよう、包装紙の内側にかける内のしがおすすめです。

父の日の熨斗(のし)に関するQ&A

父の日のプレゼントにかける熨斗は「無地のし」でも良い?

父の日のプレゼントは、表書きや名前を書かない「無地のし」で贈っても失礼にはなりません。
「無地のし」ののし紙は、贈り物を気軽に受け取ってほしいときや、堅苦しい印象に見せたくないときに多く選ばれる傾向があります。

母の日と父の日まとめて贈る場合の熨斗(のし)は?

母の日と父の日をまとめたプレゼントを贈る場合、「感謝」や「いつもありがとう」など、両親に宛てた表書きののし紙をかけてください。
ひとつの贈り物に複数ののしをつけると失礼になるため、2枚ののし紙をかけるのはやめましょう。

喪中に贈る父の日のプレゼントの熨斗(のし)は?

お父さんへの日頃の感謝を表す父の日のプレゼントは喪中であっても贈れますが、のし紙はお祝い事で使うもののため喪中には向きません。
喪中に贈る父の日ギフトの包装は、のし紙なしの控えめなデザインのものが多く選ばれる傾向にあります。

父の日のプレゼントにおすすめの商品も要チェック

父の日のプレゼントに関するのしのマナーなどがわかったら、次の記事でご紹介している父の日ギフトにおすすめの商品もチェックしましょう。
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