入学祝いはいつ渡す?高校や大学の入学のお祝いを渡す時期などについて解説

入学祝いはいつ渡す?高校や大学の入学のお祝いを渡す時期などについて解説

入学祝いは、渡す時期や渡し方に注意して贈ることで、祝福の気持ちを最大限に表わすことができます。今回は、いつ渡すかについてを中心に、失敗しない入学祝いの贈り方をギフトのプロが解説します。孫の入学祝いを考えているおじいちゃん・おばあちゃんも、この記事を参考にして可愛い孫に喜んでもらいましょう。

入学祝いはいつ渡す?

渡すタイミングにも気を配って入学祝いを贈ると、お祝いの気持ちが相手にしっかり伝わります。いつ渡すのが良いか、適している時期や日にちを確認しておきましょう。

3月初旬から中旬に贈るのがベスト

入学祝いを渡す時期は、一般的に入学式の2~3週間前とされています。とくに公立の小学校や中学校の入学祝いを祖父母から贈る場合は、入学前の3月初旬~中旬頃と早めに渡すことが多いです。

姪っ子・甥っ子にはいつ渡す?

姪っ子や甥っ子に入学祝いをいつ渡すかは、孫への場合と同様に入学式の2~3週間前が一般的です。遅くなっても入学の1週間前までには贈るようにしましょう。

受験の場合は合否が分かってから贈る

高校や大学の入学祝いは、合格・不合格の結果がわかってから贈ります。合否が発表される前に渡すと、プレッシャーをかけることになってしまうので注意が必要です。

私立の小学校や中学校への入学を志望している相手に贈る場合も、受験結果がわかってからにしましょう。

渡す日はいつがいい?

入学祝いは、六曜で縁起の良い日にちを選んで贈ると気持ち良く受け取ってもらえます。

もっとも縁起が良いのは「大安」で、この日に渡すのがベストです。
どうしても大安の日に渡せない場合は、友達が増えることを連想させる「友引」の日も適しています。「先勝」の日は午前中が吉、午後が凶なので、渡す時間帯に気を付けてください。

「仏滅」や「赤口」は縁起が悪い日として知られているため、渡す日に選ぶのは避けた方が無難です。

入学祝いの渡し方は?

子供にもその両親にも笑顔で入学祝いを受け取ってもらうために、渡す時期とともに正しい渡し方も確認しておくのがおすすめです。
ここでは、手渡しする場合と郵送する場合の2パターンに分けてご紹介します。

手渡し

入学祝いは、入学を控えた相手へ直接手渡しするのが基本的なマナーです。
とくに、小学生や中学生、高校生になる孫へ祖父母から贈る場合は、お金の管理をしている両親の前で手渡しすることをおすすめします。

直接はあまり関わりのない子供に小学校入学祝いなどを贈るときは、両親に渡しても問題ありません。

郵送

遠方に住んでいるなどで気軽に会いに行けない場合は、入学祝いを郵送しても失礼になりません。
また、日時の指定ができるので、相手の都合の良いときに受け取ってもらうこともできます。

郵送ではいつ送る?

相手の希望の日時がわかっていれば、間に合うように日付・時間の指定をして入学祝いを送ってください。
とくにサイズの大きな品物を郵送するときは、相手に確実に受け取ってもらえる日にちや時間帯を確認しておくと安心です。

いつ送るか迷ったら、大安など縁起の良い日に相手の手元に届くように手配するのがおすすめです。

入学祝いの郵送方法は?

入学祝いが品物の場合は好きな方法で郵送できますが、お金を送るなら郵送方法は郵便局からの現金書留に限られます。また、商品券を贈る場合は一般書留を利用しましょう。

宛名は子供本人と親のどちらでも構わないので、相手との関係性に合わせて決めてください。
ただし、小学校の入学祝いは、相手がまだ小さい子供のため両親宛てに送ることが多いです。

直接会えないぶん、手紙やメッセージカードを添えることで気持ちが伝わりやすくなります。

入学祝いを渡しそびれたらいつまでに渡す?

入学祝いを贈るのを忘れてた場合や、何らかの事情で渡しそびれた場合は、相手が入学後であっても気づいた時点で早めに贈ることが大切です。

いつまでに渡すかの目安は、ゴールデンウィーク前です。ゴールデンウィークを過ぎてしまった場合は、別の名目でお祝いをした方がスマートに贈れます。

入学祝いをいつ渡すかに関するQ&A

喪中の場合はいつ渡す?

自分・相手のどちらが喪中でも、入学祝いは通常通りの時期に贈ることができます。
相手と近しい人が亡くなっている場合や、いつ渡すか迷った場合は、亡くなってから49日の忌中が明けてからにするのがおすすめです。

入学祝いはお正月に渡してもいい?

公立の小学校や中学校に進学する子供に入学祝いを贈る場合は、渡す時期がお正月でも問題ありません。その際、お年玉と区別して贈るとスマートです。

一方、高校・大学や、受験のある私立の小学校・中学校の入学祝いは、合否がわかる前に渡すのはマナー違反にあたります。

卒業祝いと入学祝いをまとめて贈る場合は?

入学祝いを卒業祝いとまとめて贈るなら、入学祝いのみを贈る場合と同様に、3月初旬から中旬頃を目安に渡してください。
高校や大学などへの入学を志望している相手に贈るときも、入学祝いのみ渡すのと同じく、受験結果がわかってから渡します。

入学祝いにぴったりなアイテムも要チェック!

次の記事では、小学校・中学校・高校・大学それぞれの入学祝いに適した商品をご紹介しています。
年代に合ったプレゼントの選び方や相場についての情報もチェックできるので、何を贈れば良いか迷っている人も相手に喜ばれるお祝いを見つけられます。