結婚祝いのお返しはいつまでに贈るのが正解?結婚内祝いで失敗しない時期やタイミングをギフトのプロが解説

結婚祝いのお返しはいつまでに贈るのが正解?結婚内祝いで失敗しない時期やタイミングをギフトのプロが解説

結婚祝いのお返しをいつまでに贈るかの期限は、一般的に結婚式後1ヶ月以内と言われていますが、例外もあります。今回は、月間700万人が利用するプレゼント専門サイト ギフトモール所属のギフトのプロが、結婚祝いのお返しを贈るときに役立つ情報をご紹介します。お返しを贈るときのスケジュールなど、失敗しないために必要な情報ばかりをまとめたので、ぜひ最後まで確認して相手に喜ばれる結婚内祝いを贈ってください。

結婚祝いのお返しはいつまでに贈る?

結婚祝いのお返しをいつまでに返すのかは、結婚式をする場合・しない場合などの条件によって変わってきます。細かい条件別に、結婚内祝いを贈る期日を確認しておきましょう。

結婚式を挙げる場合

結婚式をする夫婦が結婚祝いをいただいた場合いつまでに結婚祝いのお返しするかと言うと、結婚式後1ヶ月以内に贈るのが一般的です。
会社の上司をはじめ、いただいてすぐに会う機会のある人には、お礼を後日贈ると先に伝えておきましょう。

入籍と結婚式の間が離れているときも同様に、式後1ヶ月以内に贈りますが、事前にお礼が遅くなることを伝えておかなければなりません。
連絡もなしに長く贈らないでいると「お返しがなく失礼」と思われるためです。

結婚祝いをもらってから半年後や1年後に結婚式があるなど、待たせる期間が長すぎるときは、結婚式前であってもお返しを贈ります。この場合は、受け取った日から1ヶ月以内に贈ってください。

結婚式を挙げない場合

結婚式なしで済ませた夫婦がお祝いをいただいたとき、結婚祝いのお返しをいつまでに贈るかの期限は、お祝いをいただいてから1ヶ月以内とされています。
いつ頃結婚式をするか時期が決まっていない場合も、結婚式なしのときと同様に、受け取った日から1ヶ月以内に結婚内祝いを贈ってください。

入籍前に結婚祝いをいただいた場合

入籍前の場合には結婚祝いのお返しをいつまでに贈るべきかと言うと、入籍後1ヶ月をめどにするのが一般的です。
入籍までに間があるときは、先にお礼状などで感謝の気持ちと、お礼の品は後日になることを伝えておきましょう。

結婚祝いのお返しを贈るまでのスケジュールは?

失敗なくお返しをするためには、いつまでに結婚祝いのお返しを贈るかだけでなく、贈るまでのスケジュールの把握も重要です。結婚祝いをいただいた後の流れを確認しておきましょう。

お礼の連絡をする

結婚祝いをいただいたらすぐに中身を確認し、対面での会話や電話、お礼状などで感謝の気持ちを伝えます。いつまでに連絡するかは、受け取ってから3日以内を目安にしてください。
相手が親しい友人の場合は、メールやLINEのような、いつもの手段で連絡しても問題ありません。

贈り先リストを作成する

結婚祝いをいただいたら贈り先リストを作成し、お返しのし忘れを予防します。

リストには、いつ誰から何をいただき、いつまでにいくらのお返しをする必要があるのか、披露宴に招待するのかなどの項目を作ります。
相手の住所や連絡先、自分がいつ何をお返ししたのかも記入できるようにすると便利です。

お返しの品を選ぶ

結婚祝いのお返しは、いただいたお祝いの半額~3分の1程度のものを用意してください。
親族から高額の結婚祝いをいただいたなど、相場の金額でのお返しが難しい場合は、無理のない範囲でのお返しで構いません。

食べ物や日用品などの高級な消え物が人気で、家族構成や好み、性別、年齢を踏まえ、相手によって品物を贈り分けする人が多いです。

品物選びは時間がかかるため、事前に商品の候補をいくつか考えておくことをおすすめします。

お返しの品を贈る

結婚祝いのお返しは、手渡しまたは郵送で贈ります。

贈り物にはお礼状かメッセージカードを付け、水引が印刷されたのし紙をかけるのがマナーです。
水引は、結婚関係専用の紅白または金銀の10本の結び切りを使い、表書きは「寿」や「内祝」などにします。

結婚祝いのお返しをいつまでに贈るかに関するQ&A

結婚祝いのお返しを贈るのが早すぎるのは失礼?

結婚祝いをいただいた後、結婚内祝いをすぐ返すと、お祝いをもらえるのが当たり前と思い待ち構えていたような印象を相手に与えてしまいます。
早すぎるタイミングでお返しすることは失礼にあたるため、お祝いを受け取った日から1週間~2週間程度日を置いて贈るようにしましょう。

結婚祝いのお返しを贈るのが遅れたらどうする?

結婚内祝いを贈ることを忘れていたなど、結婚祝いのお返しをするタイミングを逃した場合は、気付いた時点ですぐにお詫びの電話をしてください。

2ヶ月後であっても1年後であっても、結婚祝いをいただいてから1ヶ月以上過ぎたときの対応は変わりません。お返しの品物には、遅れたことを正直に謝る一文を加えたお礼状を添えます。

なお、遅いお返しのときも、相場通りの価格の品物を贈ります。

喪中の場合はいつ渡す?

喪中の場合の結婚祝いのお返しは、四十九日が過ぎた忌明け後に贈るのがマナーです。

相手が喪中の場合は、いつ渡すかのルールに縛られすぎることは良くありません。
相手の気持ちに配慮する必要があるため、忌明けしてすぐに贈るのではなく、相手の状況を確認したうえでお返しするタイミングを決めてください。

職場で結婚祝いのお返しを渡すタイミングは?

職場の人からいただいた結婚祝いのお返しを渡すタイミングは、結婚内祝いをいつまでに贈るかの基本ルールと同じで、式後1ヶ月以内です。

職場で手渡しする場合は、業務時間外にほかの人の目のない場所で渡すようにしましょう。連名でお祝いをいただいたときは、一人ひとり個別に贈るのが基本的な返し方です。

結婚祝いのお返しは計画的に準備しよう

結婚祝いのお返しをいつまでに贈るかは、結婚式の有無などの条件によって変わります。
結婚式の前後は慌ただしいためうっかりしがちですが、結婚内祝いが遅れてしまうことは避けなければなりません。

記事でご紹介した結婚内祝いのマナーや、お返しのスケジュールを参考に、相手に失礼のないようにお返しを贈ってください。