母の日の起源・由来・歴史は?きっかけやねらいも簡単にわかりやすく解説!

母の日の起源・由来・歴史は?きっかけやねらいも簡単にわかりやすく解説!

母の日は、普段は口にしにくいお母さんへの感謝を、ギフトに添えて伝えられる良い機会です。今回は、母の日の起源をはじめ、母の日にまつわる情報について解説します。月間700万人が訪れるプレゼント専門サイト ギフトモールのデータをもとに厳選した、母親への贈り物として人気のアイテムもご紹介しています。

母の日はいつ?

母の日は、毎年5月の第2日曜日とされているため、2024年の日にちは5月12日(日)です。

母の日の起源・由来は?いつから始まった?

アメリカが発祥

母の日の発祥は、アメリカ合衆国でアンナ・ジャービスという女性が亡き母を偲んで行った、記念の礼拝がルーツとされています。

1908年にキリスト教の礼拝堂であるメソジスト教会で初めての母の日の式典が開催され、アンナは白いカーネーションを配布しました。

その活動がアメリカ各地に伝わり、現在でもアメリカのキリスト教会では、母の日を祝う礼拝が多く行われています。

その後、アメリカ以外のたくさんの国にも母の日が広まっていきました。

日本に伝わったのは明治時代

日本で母の日がいつから始まったのか起源をたどると、明治末期にキリスト教団体によって伝えられたようです。

1915年には教会で母の日の行事が行われるようになり、その後1937年に商業団体も加わって、一般的に普及していきました。

日本の母の日は元々3月だった

母の日が日本で広まり始めた昔は、3月に母の日の行事が行われていました。
1931年に3月6日と公式に定められましたが、この日にちは当時の皇后の誕生日が由来とされています。

その後、母の日が全国に普及していき、戦後1949年にはアメリカと同じ5月の第2日曜日と制定されました。
これには、占領軍によってアメリカの文化や習慣が導入されるようになったという歴史的な背景があります。

一時、母の日が途絶えた歴史がある

日本での母の日の文化は、第二次世界大戦が始まったことにより一度途絶えた期間があります。
第二次世界大戦中は、祝祭が禁止されていたためです。

しかし戦後の1949年に、アメリカの影響によって5月の第2日曜日に母の日が定められたことで、再び行事が行われるようになりました。

父の日もアメリカが始まり

母の日が成功したことで、父親にも感謝を伝える日を作ろうとしたのが父の日の始まりと言われています。

ワシントン州のソノラ・スマート・ドッドという女性が、男手ひとつで育ててくれた父を思い、1909年に父の日の制定を呼びかけたことがきっかけでした。

また20世紀初めのアメリカでは、第一次世界大戦や大恐慌など大きな社会情勢の変化があり、父親たちの家庭での役割も重要になっていました。
そのことも、母親同様に家庭を支えて子育てに尽力している父親に感謝する日を作る動きにつながりました。

1910年にワシントン州で初めて父の日の式典が開催され、1910年代にはアメリカの各地に父の日が広まりました。

第二次世界大戦後にはさらに普及し、現在では多くの国で父の日の行事が行われています。

母の日はなぜ行うのか?ねらいは?

母の日のねらいは、母親への感謝を伝えることや、母親の献身に敬意を示すことです。また、母と子や家族の絆の大切さを認識することも目的と言えます。

さらに、商業的な面での効果もあり、花などのギフトを販売して消費活動を活性化するためにも大事なイベントと考えられています。

母の日×カーネーションの由来・起源は?

始まりは白いカーネーション

なぜ母の日にカーネーションが贈られるようになったかは、アメリカで母の日の創設を呼びかけたアンナ・ジャービスの行動に理由があります。

アンナが亡くなった母親の好きだった白いカーネーションを母の追悼式で捧げ、参列者にも配ったのが始まりです。

この後、亡くなった母には白いカーネーションを、生きている母親には赤いカーネーションを贈る風習が定着したと言われています。

日本でも母の日が広まってきたころ、アメリカと同様に、カーネーションが母の日の贈り物の定番と考えられるようになりました。

カーネーションの色と花言葉の意味

カーネーションは、白や赤以外にも、ピンクや黄色、オレンジ、紫などの色のものがあります。
花言葉は色によっても異なりますが、全体としては「無垢で深い愛」で、母の日のギフトにふさわしい意味を持っています。

赤いカーネーション

赤いカーネーションの花言葉は、「母への愛」「母の愛」「深い愛」などで、母親への気持ちをダイレクトに伝えるのにぴったりの意味があります。

白いカーネーション

白いカーネーションには「純潔の愛」「尊敬」といった花言葉があります。
亡くなった母親へのプレゼントに適した「あなたへの愛情は生きている」の花言葉も持っています。

ピンクのカーネーション

「温かい心」「感謝」「気品」などの花言葉を持つピンクのカーネーションも、母の日のギフトとして人気があります。

カーネーション1本の意味

「感謝」の意味を込めて贈れる1本のカーネーションは、母の日のプレゼントに添えるのにも向いています。

カーネーション3本の意味

カーネーションを3本贈ることには「あなたを愛しています」という意味があり、母親への愛情を伝えたいときにおすすめです。

カーネーション5本8本の意味

8本のカーネーションは、「わたしはあなたの思いやりに感謝しています」という意味を持つので、日ごろの感謝を伝える母の日のギフトにぴったりです。

カーネーション12本の意味

1ダースと同じ12本の花のギフトは、1本ずつに意味があり、「感謝」「愛情」「尊敬」などの母親への思いを込めて贈ることができます。

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