母の日にカーネーションを贈るのはなぜ?花言葉の意味、何本がいいかも解説

母の日にカーネーションを贈るのはなぜ?花言葉の意味、何本がいいかも解説

母の日にカーネーションを贈って、お母さんに感謝の気持ちや愛情を伝えましょう。この記事では、なぜ母の日にカーネーションを贈るのかやどの種類のカーネーションを贈るべきかを、ギフトのプロが詳しく解説します。役立つ情報が満載なので、ぜひ参考にしてお母さんに心から喜んでもらえるプレゼントを贈ってください。

母の日にカーネーションを贈るのはなぜ?

始まりは白いカーネーション

母の日とカーネーションの関係がいつから始まったかというと、1907年だとされています。
慈善活動をおこなっていた女性の娘であるアンナ・ジャービスが、亡くなった母をしのんで教会の祭壇に母親が好きだった白いカーネーションを飾ったことが起源です。

母親への思いに共感した人たちが翌年の1908年5月10日に同じ教会に集い、アンナから配られた白いカーネーションを手向けたことが由来と言われています。

なぜ赤いカーネーションが母の日の定番になった?

なぜ赤いカーネーションが一般的になったかというと、キリスト教が関係していると考えられています。

クリスチャンの間では健在の母には赤いカーネーション、亡くなった母には白いカーネーションをプレゼントするのが一般的でした。
しかし、そうした区別を取り除くために、徐々に赤いカーネーションで統一されるようになったと言われています。

母の日にカーネーションを贈るのは日本だけ?

母の日といえばカーネーションを贈るのが定番となっているのは、世界の中で日本だけだとされています。
海外でも母の日に花を贈る習慣がある国は多いですが、特定の花をプレゼントする国はあまりなく、あってもカーネーション以外の花が贈られます。

母の日に贈るのにおすすめのカーネーションの色は?

種類が豊富なカーネーションは、色ごとに花言葉が異なります。
ここからは、何色のカーネーションにどのような意味があるのかを解説するので、母の日のギフトを選ぶ際の参考にしてください。

赤いカーネーション

赤いカーネーションには、「母の愛」「愛を信じる」「母への愛」「純粋な愛」などの花言葉があります。
お母さんに対する真っすぐな愛情を表現するのにぴったりな花なので、母の日のプレゼントにも適しています。

紫色のカーネーション

紫色のカーネーションの花言葉は、「誇り」や「気品」です。
花言葉と同様に、見た目も華やかでありながら落ち着きと上品さが感じられるため、エレガントな雰囲気のお母さんへ贈る母の日のプレゼントに向いています。

ピンク色のカーネーション

ピンク色のカーネーションは、「感謝」「あたたかい心」「美しい仕草」「気品」「女性の愛」などの花言葉を持っています。
女性へのほめ言葉となる花言葉も多いため、尊敬しているお母さんへの母の日のプレゼントにおすすめです。

レインボーのカーネーション

特殊な染料で染め上げた珍しい色で注目を集めているレインボーのカーネーションには、「感謝」という花言葉があります。
華やかなものやユニークなものが好きなお母さんに、感謝の気持ちを込めて贈る母の日のプレゼントにぴったりです。

青いカーネーション

品種開発によって作り出された「ムーンダスト」と呼ばれる青いカーネーションには、「永遠の幸福」という花言葉があります。
大切なお母さんに「いつまでも幸せでいて欲しい」という願いを込めて贈れるので、母の日のギフトとしても人気を集めています。

母の日に贈らない方がいいカーネーションの色は?

母の日のプレゼントの定番であるカーネーションのなかにも、プレゼントしない方がいい色のものがあります。
ここでは、なぜ贈るのがよくないとされるのかや、その色のカーネーションが持つ意味を紹介します。

白いカーネーション

白いカーネーションには「尊敬」や「純潔の愛」のほか、「泣き母をしのぶ」「あなたへの愛は生きている」などの意味があります。
また、元々は亡くなった母へのお供えの花に選ばれていたため、存命のお母さんに贈る母の日プレゼントとしては避けた方が無難です。

黄色のカーネーション

黄色のカーネーションは、「友情」「美」「軽蔑」「嫉妬」「侮辱」「愛情の揺らぎ」など様々な意味を持っています。
明るい印象の見た目に反して、ネガティブな花言葉も多いのでギフトには不向きです。

母の日に贈るのにおすすめのカーネーションの本数は?

カーネーションは贈る本数によって、違う意味を持つとされています。ここでは、本数ごとの意味をご紹介するので、母の日にプレゼントするのは何本がいいかを決める際の参考にしてください。

1本

1本のカーネーションは「あなたは運命の人」や「感謝」という意味を持つとされています。
一輪の花は告白やプロポーズで贈ることが多いですが、お祝いごとの際などにも選ばれるので、母の日のプレゼントにもおすすめです。

5本

5本のカーネーションには「希望」という意味があるため、前向きなお母さんに贈る母の日のギフトにおすすめです。
プレゼントするときに5本の意味を伝えると、花を見るたびに明るい気持ちになってもらえます。

8本

8本のカーネーションには「思いやりに感謝しています」といった意味があるため、母の日のプレゼントにぴったりです。
日頃から支えてくれているお母さんへの感謝を、さりげなく表現できます。

9本

9本のカーネーションには「いつまでも一緒にいよう」という意味があるとされています。
パートナーに対する思いだけでなく、家族としてずっと寄り添ってくれているお母さんを大切に思う気持ちにも当てはまります。

12本

12本のカーネーションには、「永遠」という意味があります。
また、カーネーションに限らず12本の花で作られた花束は「ダズンフラワー」と呼ばれます。
1本ずつに、感謝・誠実・幸福・信頼・希望・愛情・情熱・真実・尊敬・栄光・努力・永遠という意味が込められるので、お母さんのように大切な人へのギフトにもおすすめです。

母の日に愛と感謝を込めて贈れるフラワーギフトも要チェック!

日頃なかなか伝えられない感謝や愛情を、カーネーションをはじめ美しいお花にのせてお母さんに届けましょう。
次の記事では母の日のプレゼントにおすすめの花やフラワーギフトを紹介しているので、ぜひ参考にしてください。