結婚祝いのお返しに添えるお礼状の書き方・文例を解説!結婚内祝いをもらったら送るメッセージをご紹介

結婚祝いのお返しに添えるお礼状の書き方・文例を解説!結婚内祝いをもらったら送るメッセージをご紹介

結婚祝いをもらったときは、お返しの品にメッセージを添えて感謝の気持ちを伝えましょう。今回は月間700万人が利用するプレゼント専門サイト ギフトモールの編集部が、結婚内祝いに添えるお礼状の例文をご紹介します。友人や親戚にお返しするときに失敗しないように、例文や使いやすい短文も掲載しているので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

結婚祝いのお返しにお礼状は必要?

結婚祝いのお返しにお礼状は必須ではないものの、付けて贈るとよりきちんとした印象を与えられます。
結婚内祝いを手渡しする場合は、お礼状なしでも問題ありませんが、渡すときに感謝のメッセージを伝えるのがおすすめです。

お返しを郵送する場合はその場で感謝を伝えられないので、お礼状をつけるのがマナーとされています。

メッセージカードや一筆箋でもいい?

結婚祝いのお返しに添える際、最も丁寧な印象を与えられるのはお礼状です。
しかし、友達や兄弟など親しい関係の相手に贈る場合は、よりカジュアルなメッセージカードや写真付きのカードでも問題ありません。

また、お返しを手渡しする場合は、スペースが小さく一言メッセージを添えるために便利な一筆箋も多く選ばれています。

お礼状の送り方は?

結婚祝いのお礼状は、お返しに同封する方法と別送する方法があります。同封の仕方は、便箋をそのまま、または封筒に入れて、品物の上に乗せて包装します。

メッセージと品物を別便で送る場合、ハガキよりも手紙のほうが良いとされています。また、結婚内祝いよりもお礼状が先に届くように手配しましょう。

結婚祝いのお返しに添えるメッセージ・お礼状の書き方は?

ここからは、結婚祝いのお返しに添えるお礼状の書き方やマナーについてご紹介するので、相手に失礼のないようにメッセージを送りましょう。

手書き・印刷どちらでもOK

結婚祝いのお返しに添えるお礼状は手書きでも印刷でもマナー違反ではありません。
より丁寧な印象にしたい場合は手書きのものがおすすめですが、通販などで商品につけられるメッセージカードを使う方法もあります。

目上の相手へは縦書きにする

結婚内祝いのお礼状は縦書きのものがフォーマルとされるため、上司などの目上の人に送る場合は縦書きにするのがおすすめです。
親戚や友人に結婚祝いのお返しを送る場合は、横書きのメッセージカードを選んでも問題ないとされています。

マナーに注意する

結婚祝いのお返しに付けるお礼状には、良くないものを連想させる忌み言葉や、何度も繰り返すことを連想させる重ね言葉を避けましょう。

また、お祝いごとのメッセージでは、おめでたいことに区切りをつけることがないように、句読点をつけないのがマナーとされています。
そのため、とくに礼儀を重んじる相手に対しては、結婚内祝いに添えるお礼状でも句読点はなしで書くのがおすすめです。

結婚祝いのお返しに添えるメッセージ・お礼状の基本構成は?

結婚祝いのお返しに添えるお礼状やメッセージは、前文、主文、末文、後付けという構成にするのが一般的です。それぞれを詳しく紹介するので、参考にしてください。

前文(あいさつ)

結婚祝いのお返しに添えるメッセージは、季節をあらわす時候のあいさつや相手の健康を尋ねる言葉でスタートさせます。
目上の相手への結婚内祝いに付けるフォーマルなお礼状には、時候の挨拶などの前に、「拝啓」のような頭語を付けるとより丁寧です。

主文(お祝いへのお礼や感想)

結婚内祝いに添えて送るお礼状の主文には、結婚祝いをもらったことに対するお礼の言葉やお返しを送ることを書きます。
また、もらったお祝いの品を新生活で使っている様子や感想を書くとより喜んでもらえます。
結婚式に出席してくれた相手に対するメッセージであれば、参列へのお礼も付け加えるのがおすすめです。

末文(結びの言葉)

結婚祝いのお返しにつけるお礼状の主文の後には、今後もお付き合いをお願いする言葉や、メッセージの結びの言葉を書きます。
目上の相手への内祝いのお礼状であれば、ご指導をお願いする言葉を入れるのもおすすめです。最初に頭語を入れた場合には結語も記載します。

後付け(日付や名前)

結婚祝いのお返しに添えるお礼状の最後には、後付けとして日付、差出人の名前と住所、連絡先を書きます。
結婚を機に引っ越しする場合も今後の年賀状やメッセージのやり取りがスムーズになります。また、苗字が変わった人は旧姓も書いておきましょう。

結婚祝いのお返しに添えるメッセージ・お礼状の例文

ここでは職場の上司などの目上の人への結婚内祝いに添える丁寧なお礼状や、友達に送る堅苦しくない短文や一言メッセージの例文をご紹介します。
結婚祝いのお返しを贈る相手との関係性に合わせて選びましょう。

一言メッセージ

素敵なお祝いをありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

結婚のお祝いをありがとうございました。ささやかですが、お礼の品を贈ります。

この度は結婚のお祝いをありがとうございました。気持ちばかりですが内祝いをお贈りしますので、お召し上がりください。

短文のメッセージ

親戚へ

このたびは結婚のお祝いをいただき、ありがとうございました。
いただいたお祝いでカトラリーを揃えました。
お近くにお越しの際はぜひ我が家にお立ち寄りください。

素敵な結婚のお祝いをありがとうございました。
新生活で大切に使わせていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

職場の上司や先輩へ

私どもの結婚に際し、お心遣いをいただきありがとうございました。
ささやかながら、お礼の気持ちを込めて内祝いの品をお贈りします。お使いいただけましたら幸いです。

この度は素敵な結婚のお祝いを頂戴し、ありがとうございました。ささやかではございますが、お礼の品をお贈りします。
今後ともご指導よろしくお願い申し上げます。

友人や同僚へ

心のこもったお祝いをありがとう!早速、新居のリビングに飾りました。ささやかですが お礼の品を贈ります。今度新居に遊びに来てください。

先日は素敵なお皿をありがとう。大切に使います。内祝いを贈りますので、ぜひ使ってください。

兄弟へ

先日は結婚祝いをありがとうございました。いただいたワイン、とても美味しかったです。内祝いの品をお贈りしましたので、ぜひ受け取ってください。

結婚のお祝いをありがとう。新居に飾ったらとても華やかになりました。近くに来る機会があれば、ぜひ遊びにきてください。お礼の品を贈りますので、〇〇さんと一緒に食べてね。

丁寧なメッセージ

親戚へ

桜の花も色づいて参りましたが いかがお過ごしでしょうか
先日は私どもの結婚に際しお祝いをいただき ありがとうございました
ささやかではございますが 感謝の気持ちをこめてお礼の品をお贈りいたします
これからは夫婦で支えあいながら 温かい家庭を築いていきたいと思っております
変わらぬご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます

〇月〇日
住所
新郎姓名
新婦名前(旧姓〇〇)

拝啓
夏本番を迎え暑い日が続きますが ○○様におかれましてはお変わりなくお過ごしでしょうか
この度は私たちの結婚に際し 温かいお心遣いをいただき本当にありがとうございました
ささやかながら内祝いの品をお贈り致しますので どうぞお納めください
未熟な二人ゆえ至らぬこともございますが 今後ともご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます
末筆ながら どうぞご自愛くださいませ
敬具

職場の上司や先輩へ

先日は素敵なお祝いをいただきありがとうございました。これからは○○さんのお言葉を胸に、笑顔溢れる家庭を築いていきたいと思います。
御礼の品をお贈りいたしますので、お受け取りください。今後も引き続きご指導よろしくお願いします。

〇月〇日
住所
新郎姓名
新婦名前(旧姓〇〇)

この度は私どもの結婚に際しお心遣いをいただき、ありがとうございました。
ささやかではございますが、感謝の印としてお礼の品をお贈りします。今後とも温かくご指導くださいますようお願い申し上げます。

友人や同僚へ

この度は素敵なお祝いをありがとうございました。早速いただいた食器を毎日の食事の際に使っています。
内祝いとして心ばかりの品を贈らせていただきます。
新居での生活にもようやく慣れてきました。近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。
冷え込んできましたので、ご自愛くださいませ。

この度はお心遣い誠にありがとうございました。ささやかですが、心ばかりの品をお贈りします。皆様でお召し上がりください。
今後も変わらぬお付き合いをお願いいたします。

兄弟へ

結婚のお祝いをどうもありがとうございました。贈ってくださったお肉を夫婦でいただきました。とても美味しかったです。感謝の気持ちを込めて、心ばかりの品をお贈りします。
おかげさまで引っ越しを終え、新生活にもようやく慣れてきました。機会があれば、新居にもぜひ遊びに来てください。

結婚のお祝いをどうもありがとう。お気遣いに感謝しています。ささやかですが、お礼の品を贈ります。喜んでもらえましたら幸いです。
近くに来たときには夫婦で出迎えますので、ぜひ遊びに来てください。また会える日を楽しみにしています。

堅苦しくないメッセージ

親戚へ

この度はお祝いをいただきありがとうございました。ささやかですが心ばかりの品をお贈りしております。
ようやく新生活も落ち着いてきましたので、近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

先日は結婚のお祝いをありがとうございました。いただいたお皿を毎日夫婦で使っています。
感謝の気持ちを込めて、ささやかですがお礼の品を贈ります。
これからはおじさま、おばさまのような仲のいい夫婦になれるよう、頑張ります。お身体に気を付けて過ごしてくださいね。

友人や同僚へ

先日は心のこもったお祝いをありがとうございました。いただいたコーヒーメーカーで毎朝美味しいコーヒーを飲んでいます。心ばかりですが、お礼の品を贈ります。
今後ともよろしくお願いします!

心のこもった結婚祝いをありがとう。とてもうれしかったです。いただいた写真立てに早速結婚式の写真を飾りました。ささやかですが、お礼の品を贈ります。また新居にも遊びに来てね。

兄弟へ

結婚のお祝いをありがとう。ウェディングドレス姿を見て一緒に喜んでくれて、嬉しかったです。
気持ちばかりですが、内祝いを贈ります。
あなたの結婚式も楽しみにしているよ。これからも宜しくね。

結婚のお祝いの品をありがとう!○○ちゃんのセンスの良さがわかるねと○○さんと話をしています。
ささやかですが、お礼の品を贈ります。喜んでもらえると嬉しいです。
引っ越しの片付けも落ち着いてきたので、新居に遊びにきてね!季節の変わり目ですから、体調に気をつけて。

両親へのメッセージ

自分の両親へ

私たちの結婚にあたり、ご祝儀をいただきありがとうございました。ささやかですが、お礼の品をお贈りします。
今までたくさんの愛情を注いで育ててくれてありがとう。これからも温かく見守ってください。落ち着いたら新居に遊びに来てね。

結婚のお祝いをありがとうございました。お父さんとお母さんのような幸せな家庭を作れるように、○○さんと2人で頑張っていきたいと思います。
これからも温かく見守ってください。よろしくお願いします。

義理の両親へ

拝啓
春らんまんの季節を迎えましたが いかがお過ごしでしょうか
このたびは心のこもった品をありがとうございました
今後の新生活にありがたく使わせていただきたいと思います
ささやかではございますが お礼の品を贈ります
これからは○○さんとともに お父さんとお母さんのように明るい家庭を作っていきたいです
今後ともご指導のほどよろしくお願い致します
敬具

風薫る季節となりましたが、お変わりなくお過ごしでしょうか。このたびは結婚のお祝いをありがとうございました。
ささやかながらお礼の品をお送りしております。またご一緒に食事にいきましょう。今後もよろしくお願いいたします。

お返しが遅れた場合のメッセージ

親戚や目上の人へ

拝啓
残暑厳しき折 ○○様におかれましてはお変わりなくお過ごしのこととお慶び申し上げます
私どもの結婚に際し 過分なお祝いをいただき誠にありがとうございました
すぐに感謝をお伝えすべきところ 新生活の慌ただしさに取り紛れ お礼が遅くなってしまったことを心よりお詫びいたします
別便にて心ばかりの品を贈らせていただきました
本来ならばお伺いしてお礼を申し上げるべきところ 書中をもってのご挨拶となりますことをお許しください
未熟な私たちですが 今後とも変わらぬお付き合いのほど 何卒よろしくお願い申し上げます
敬具

桜の季節となりましたが、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。この度は私どもの結婚に際し、過分なお祝いをいただき、ありがとうございました。
本来ならばすぐにでもお礼を申し上げるべきところでしたが、転居の作業や手続きに追われ、お礼が遅くなってしまい、大変申し訳ありませんでした。
まだまだ至らない点も多い私達ですが、〇〇さんのように温かい家庭を築いて参りたいと思います。これからも変わらぬお付き合いをよろしくお願いいたします。

親しい相手へ

この度は結婚のお祝いをありがとうございました。すぐにお礼ができず、遅くなってしまい申し訳ありません。
ささやかですが、お礼の品をお贈りしました。未熟者ではございますが、これからもよろしくお願い致します。

先日は素敵なお祝いをありがとう。本来すぐにでもお礼すべきところ、新生活の慌ただしさに紛れて遅くなってしまいごめんなさい。
ささやかですが、お礼の品を別便にて贈りました。やっと落ち着いてきたので、ぜひ新居にも遊びに来てください。

結婚祝いのお返しはいつ贈る?

結婚祝いのお返しは基本的にお祝いをもらってから1ヶ月以内に贈ります。
挙式前の入籍時に早めにお祝いを受け取った場合は、結婚内祝いを送るタイミングは結婚式後で構いません。
ただし、メッセージやお礼状だけ先に送り、正式なお礼が遅くなることを伝えておくのがおすすめです。

結婚祝いのお返しを手渡しする時の言葉は?

結婚祝いのお返しを直接渡すときは、「この度はお祝いを頂きありがとうございます」など、お礼状に書いた内容であっても、一言添えましょう。
お祝いへの感謝のメッセージや感想を伝え、結婚内祝いの品とわかるように渡すとスマートです。

結婚祝いのお返しに気持ちを込めたメッセージを

結婚祝いのお返しを贈るときは、失礼のないように相手との関係に合ったお礼状を添えましょう。素敵なメッセージを送ると、結婚後のお互いの交流にもプラスになります。
お祝いを贈ってくれた相手に感謝の気持ちが伝わりやすいよう、気持ちを込めたメッセージを送ってください。