お中元は誰に送るもの?会社の取引先や両親など送る相手について解説

お中元は誰に送るもの?会社の取引先や両親など送る相手について解説

お中元は誰に送ると良いのか、プレゼント専門サイト ギフトモールに所属する贈り物のプロが詳しく解説します。お中元を送る相手を決める方法や、渡す相手別にどのような方へ多く送られているかもチェックできます。ぜひ参考にして、人間関係を円滑にするお中元を送る際に役立ててください。

お中元とは?

お中元とは、仕事や個人的な関わりで日頃からお世話になっている方へ送る夏の挨拶のことです。
「半年間お世話になりありがとうございました」や「暑いのでご自愛ください」といった、感謝・気遣いの意味を込めて送られます。

お中元は誰に送るもの?

お中元は、誰に送るものか公にルールが定められているわけではありませんが、どのような方によく送られているかの傾向はあります。
お中元を渡す相手の特徴や決め方を確認して、気持ち良い人付き合いに繋げてください。

目上の方へ送るのが基本

一般的にお中元は、目下から目上の方へ送るケースがほとんどですが、なかには対等な関係の友人に送ることもあります。

両親や近い親戚、仲人や恩師といったプライベートで特別お世話になっている方のほか、上司や取引先など仕事関係で関わりのある方にも送られています。

職場の方、家族と相談のうえ決める

仕事関係の方へのお中元は、誰が誰に送るか必ず職場で確認することが大切です。同じ職場の上司に送ろうと考えている場合は、会社の規則に違反していないか確認してください。

また、結婚後は両家の実家にお中元を送るのが基本ですが、家族や地域によっては習慣がなかったり、かえって他人行儀に感じるという方もいます。
そのため、両親やパートナーと相談して送るかどうか決めるのがおすすめです。

【ビジネス関係】お中元は誰に送る?

ビジネス関係でとくに多くお中元が送られているのは取引先の会社で、ほかには日頃お世話になっている上司にもよく送られています。
具体的に誰に送ると良いのかや、宛先をどうすれば良いかをチェックしておきましょう。

取引先

取引先のなかでは、とくに良くしてもらった相手や、これからも深い付き合いを続けていく相手にお中元を送るケースが多いです。

相手が法人の場合は基本的に、社長や部署・店舗の長など責任者に宛てて送りますが、比較的小規模の場合は会社宛て・部署宛てで送られることもあります。
会社の慣習があればそれに従うのがおすすめです。

上司

お中元を上司へ送る場合は、直属の上司をはじめ普段からお世話になっている方に送るのが一般的です。あまり顔を合わせない社長や会長などには渡さなくてもマナー違反にはあたりません。

ただし、企業によっては社員間での贈り物を制限する決まりがあることがあるので、先輩などにあらかじめ確認しておきましょう。

【身内・親戚】お中元は誰に送る?

相手が親戚の場合は、お中元を誰にあげるか悩む方も多いですが、お世話になっている程度に注目すると誰に送るか決めやすくなります。
身内同士では誰から誰によく送られているか、関係性別にご紹介します。

両親

両親には、離れて暮らしている場合や結婚して独立している場合にお中元を送る方が多いです。

なかでも、育ててもらったことへの感謝や、日頃子供の面倒を見てもらっていることへのお礼などを伝えたいときに送られています。
ほかに、地域や親族のしきたりとして両親にお中元を送るケースも見られます。

義両親

結婚した場合は義両親にお中元を送る方が多いですが、地域や家庭の慣習によっては送らないこともあり、送らなくてもマナー違反にはなりません。
しかし、とくに結婚1年目は、良い関係性を築いていきたいという気持ちを込めて夫の実家・妻の実家それぞれによく送られています。

一方、同居している場合は送らないケースが多いです。

娘の嫁ぎ先、息子の嫁の実家

子供が結婚すると、とくに日頃からよく交流がある場合に、親同士でお中元のやりとりをするケースがあります。

地域性や家族によって習慣が異なるので、子供を通して相手方の考え方を確認しておくと安心だと思います。多くの場合は、息子の嫁の実家から娘の嫁ぎ先に宛てて先に送られています。

兄弟・姉妹

とくにお世話になっている兄弟・姉妹に感謝の気持ちを込めてお中元を送ることもあります。

例えば、兄弟姉妹に自分の子供の面倒を見てもらうことが多い場合や、子供にお小遣いをもらった場合、両親の面倒を見てもらっている場合などに送られています。

【会社・身内以外】お中元は誰に送る?

お中元を誰に送るかは、ビジネス関係や親類以外の場合でも、お世話になっている方や付き合いの深い方に宛てるのが基本です。誰に渡すか迷ったときは、関係性の深さや慣習に注目してみてください。

習い事の先生

習い事の先生に宛てたお中元は、必ずしも送らなければならないものではありませんが、交流が深い場合は送られることが多いです。

また、茶道や剣道といった伝統を重んじる習い事や、楽器など一対一で教わる習い事では、暗黙のルールとしてお中元を送るのが慣習になっているケースも見られます。

友人・知人

お中元は、とくに仲の良い友人や、お世話になった知人にも送られています。

遠方に引っ越した旧友に地元の特産品を送ったり、自分用と相手用に同じ食べ物を用意してオンライン飲み会を開いたりなど、カジュアルなお中元も人気です。

仲人

結婚するときに仲人を務めてもらった方には、結婚してから3年間はお中元を送るのが基本です。
なかには、1年目のみ送るという方や、これからも仲良くしていきたいため4年目以降も送り続けるという方もいます。

お中元を送ってはいけない相手とは?

国会議員・地方議員といった議員や、市役所の職員・公立学校の教員などの公務員は、金品を受け取ってはならないと法的に定められています。
もし利害関係のある相手に送ったのが見つかった場合は、相手が処罰を受けることになるので、お中元を送るのは控えましょう。

お中元にぴったりの夏ギフトをチェック!

お中元を誰に送るか決めたら、お中元にぴったりのギフトが揃った次の記事をチェックするのがおすすめです。
夏らしい食べ物や飲み物なども満載なので、季節感のある贈り物を用意したい人もぜひチェックして、相手に喜ばれるお中元を手に入れてください。