父の日の由来・起源を解説!日本に広まったのはいつ?黄色いバラはなぜ?気になる意味もご紹介

父の日の由来・起源を解説!日本に広まったのはいつ?黄色いバラはなぜ?気になる意味もご紹介

父の日は1900年代初めにアメリカで始まり、現在の日本でも定着しています。今回は、父の日がいつからあるのか、起源や由来に関して子どもでもわかるように解説!月間700万人が使うプレゼント専門サイト ギフトモールの情報から、プロが選んだおすすめの贈り物もご紹介します。父の日の意味や歴史にまつわる情報に加え、贈って失敗しない人気のギフトも満載なので、お父さんに感謝を伝えたい人は必見です。

父の日とは?意味・定義は?

父の日とは、いつも一家の中心で家族を支えてくれているお父さんへの感謝を表す日を意味します。
普段改まって気持ちを伝えることが少ないからこそ、父親に「ありがとう」や「お疲れ様」の言葉をかける良い機会として親しまれています。

日本では毎年6月の第3日曜日が父の日で、ギフトや手紙を贈ったり一緒に過ごしたりすることが多いです。

父の日の起源・由来

父の日はいつから始まった?

日本を含む多くの国にある父の日は、母の日と同じようにアメリカで始まりました。

1910年ごろ、父親に男手ひとつで育ててもらったある女性は、ミサで母の日の存在を知ります。
父親に感謝を伝える日がないことを疑問に思った女性が、地元の牧師協会へ相談したことが起源で、父の日の文化が生まれました。

父の日は誰が決めたの?

ワシントン州の女性 ドッド夫人の働きかけが由来で始まった父の日は、1916年の記念式典にウィルソン大統領が参加したことで、知名度が上がりました。
そして1966年にジョンソン大統領によって、6月の第3日曜日が父の日と定められ、1972年に祝日として制定されました。

日本に広まったのはいつ?

日本における父の日の歴史は、母の日から遅れて1950年ごろに始まりました。しかし文化が入ってきた当初は浸透せず、1981年に日本ファーザーズ・デイ委員会が設立されてから知名度が上がります。

有名人のなかから素敵な父親を選ぶベスト・ファーザー イエローリボン賞などの企画が人気を集め、父の日の文化が広がりました。

日本の父の日はなぜ6月の第3日曜日なの?

父の日の日にちは、アメリカで最初に父の日の礼拝が行われた日に由来します。
当初、ドッド夫人のお父さんの誕生日である6月5日に予定されていた礼拝は、準備が間に合わず6月の第3日曜日に開催されました。

その後アメリカで6月の第3日曜日が父の日に制定され、日本に伝わって現在も同じ日に父親へ感謝を伝える文化があります。

父の日に黄色いバラを贈る理由

アメリカでは白いバラを贈る?

父の日にバラを贈る文化は、ドッド夫人が亡くなったお父さんの墓前に白いバラを供えたことを起源として始まりました。
「心からの尊敬」を意味する白のバラを手向け、お父さんへの想いを伝えたとされています。

この歴史が由来で、アメリカでは現在もバラが父の日のギフトとして人気です。亡くなっている父親には白いバラ、存命の父親には赤いバラが多くプレゼントされています。

日本ではなぜ黄色いバラ?

日本では、日本ファーザーズ・デイ委員会が開催した「父の日黄色いリボンキャンペーン」により、お父さんへ黄色のものを贈る文化が生まれました。

そして、「愛する人の無事を祈る」と言う意味を持つ黄色は、父の日のイメージカラーになります。
父の日を象徴するカラーとバラを贈るアメリカの風習が合わさって、日本で黄色のバラをプレゼントする習慣が広がりました。

黄色いバラの花言葉は?

バラは、「幸せ」や「愛」などの意味を持ち、大切な人へのギフトとして人気です。さらに父の日のプレゼントの定番である黄色いバラは、「献身」や「さわやか」といった花言葉も持っています。

お父さんへの贈り物としては、「輝き」や「敬慕」を表すひまわりや、「子の愛」を示すスカシユリなどの花もおすすめです。

父の日ギフト向きのおすすめプレゼント紹介

父の日には、定番のバラのほかにお酒やグルメ、実用的なアイテムなどをプレゼントしても喜ばれます。おすすめの商品をチェックして、お父さんの好みやニーズに合ったものを贈ってください。

父の日にお父さんへ感謝の気持ちを伝えよう!

父の日は、お父さんを大切に想うアメリカ人女性が、牧師協会に働きかけたことを起源に始まりました。日本でも、父親へ普段なかなか伝えられない感謝を表現できる機会として親しまれています。

6月の第3日曜日には「ありがとう」と言葉にしたり、気持ちのこもったギフトを贈ったりしてお父さんに喜んでもらいましょう。