喜寿とは?意味や由来、お祝いで何をするかなどについても解説

喜寿とは?意味や由来、お祝いで何をするかなどについても解説

今回は、月間700万人が利用するギフトモールに在籍するギフトのプロが、喜寿の意味や由来など、喜寿に関する様々な事柄について徹底解説します。いつお祝いするのか、当日は何をするのかなど気になる情報が満載なので、ぜひ最後までチェックしてください。

喜寿とは?

喜寿とは、日本に古くからある長寿のお祝いの慣習のことで、読み方は「きじゅ」です。
喜寿の次は80歳の傘寿、88歳の米寿、90歳の卒寿と続いており、感謝や祝福の気持ちを込めてお祝いをするのが習わしとされています。

喜寿は77歳のお祝い

喜寿は、77歳という年齢そのもの、または77歳の誕生日を迎えたことを祝う慣習を指します。本来、数え年で77歳の年にお祝いしていましたが、現在は満年齢で祝うケースがほとんどです。

数え年と満年齢とは?

数え年とは、生まれた日を1歳と定め、元旦を迎えるたびに年を取る年齢の数え方です。
昔は数え年が一般的だったため、高齢の人は自分の年齢を「数えで何歳」と言い表すこともあります。

一方満年齢は、生まれた日を0歳とし、次の誕生日を迎えた際に1歳年齢が上がります。

喜寿の意味・由来は?

「喜」の漢字が名前の由来

なぜ77歳が喜寿と呼ばれるようになったかというと、「喜」という文字が由来と言われています。
漢字の書体のひとつである草書体で「喜」を書くと「七十七」に見えることから、77歳という年齢が喜寿の意味として定着しました。

喜寿は日本発祥のお祝い

喜寿は、日本で生まれた長寿をお祝いする慣習です。生まれた時期ははっきりとしていませんが、室町時代末期に始まり、江戸時代頃には庶民の間にも広まっていったと言われています。

厄年だからお祝いするという意味もある

本来77歳の喜寿は、災いが起きやすい厄年と言われています。
厄年だからこそ、お祝いをすることによっておめでたいことに転ずるという意味を込めて、喜寿祝いをするようになったという説が有力です。

喜寿のテーマカラーは何色?

喜寿のテーマカラーは何色かというと、紫色です。
紫色のちゃんちゃんこや頭巾を身に着けてお祝いするのが一般的な習わしとされていますが、地域によって異なる場合もあります。

喜寿のカラーはなぜ紫?

喜寿のテーマカラーがなぜ紫色なのか、由来については諸説ありますが、位が高い人だけが身に着けることを許された色だからという説が有力です。
昔は77歳を迎えられる人が非常に少なかったため、尊敬の意味を込めて紫色が喜寿のテーマカラーになったとされています。

喜寿はいつお祝いをする?

喜寿は、77歳の誕生日を迎えた際にお祝いをするほか、家族が集まりやすいお正月やお盆、大型連休や敬老の日に祝うこともあります。

いつ祝うか決まりはないので、本人の希望や予定を考慮してお祝いする日を決めましょう。

喜寿のお祝いは何をする?

喜寿祝いとして何をするか決まっていないときは、実際にどんな方法でお祝いされているかチェックしてみましょう。
様々な喜寿の祝い方をご紹介するので、参考にしつつ相手が喜ぶ形のお祝いを考えてください。

食事会を開く

喜寿をお祝いする際には、家族や親戚、個人的に親しい人で集まって食事会を開くことが多いです。
高級ホテルのレストランや料亭といった特別な場所のほか、喜寿を迎える人が好きなメニューを味わえるお店を予約すると喜ばれます。

旅行へ出かける

お出かけが好きな人であれば、喜寿のお祝いとして旅行に出かけるのもおすすめです。
人気を集めている温泉や話題の観光名所へ出かけたり、思い入れが深い土地で思い出話をするなど、喜寿を迎える人が喜ぶ旅行プランを立てましょう。

自宅でお祝いする

身体への負担が少ないため、自宅で喜寿をお祝いをするという声も多く聞かれます。風船やオーナメントで部屋を華やかに飾り付けすると、お祝いムードがぐっと盛り上がります。

記念写真を撮る

思い出を大切にする人であれば、喜寿を迎えた記念に写真を撮るのもおすすめです。大切な家族や友人と過ごした思い出を形に残せるうえに、写真撮影をする楽しい時間もプレゼントできます。
ロケーションや服装にもこだわって、人生の節目にふさわしい特別な記念写真を撮りましょう。

喜寿をお祝いしない方がいいのはどんな場合?

喜寿を迎える人の健康状態に不安があるときは、身体に負担がかかる恐れがあるので、無理に祝わないようにしましょう。
喜寿祝いはいつ行っても良いとされているため、本人の体調に配慮して日取りを決めてください。

また、本人が喜寿祝いをされることを望んでいないときも、お祝いしない方がいいです。

喜寿のお祝いでもらって嬉しかったものとは?

ギフトモール編集部が行なったWebアンケートで、「喜寿のお祝いでもらって嬉しかったもの」として票が多く集まったものをご紹介します。

お花やケーキなどお祝いらしいもの

花やケーキといった、見た目からおめでたいムードを感じられるギフトは、喜寿のお祝いの品としてもらって嬉しかったものによく挙げられています。
紫色を取り入れたアイテムや「77」という数字をデザインしたものなど、喜寿祝いらしさを感じられる商品を選ぶのがおすすめです。

特別感のある記念品

お祝いのメッセージや日付が入れられた記念品は、人生で一度しかない喜寿祝いのプレゼントとして高い人気を誇ります。
似顔絵が描かれた色紙や、ちゃんちゃんこを着た愛らしいテディベアなど様々な商品が揃っているので、相手の好みに合うものを選んでください。

普段は食べない高級なお酒や食べ物

食べる機会が少ない高級な食べ物やお酒は、グルメな人へ贈る喜寿祝いのプレゼントにおすすめです。
有名ブランドの高級なお菓子や古くから愛され続けている老舗の和菓子、ワンランク上の銘柄のお酒がギフトとして人気を集めています。

喜寿のお祝いで贈ってはいけないNGな品物は?

「苦」「死」を連想させるくしや、別れを意味するハンカチは、喜寿をはじめ長寿のお祝い品として贈ることはNGとされている品物です。
また、弔事のイメージが強い日本茶や、目上の人に贈ると失礼に当たる靴・靴下、文房具も、喜寿祝いのプレゼントには向いていません。

プロが自信を持っておすすめする喜寿祝いのプレゼントをチェック!

自信を持って渡せる喜寿祝いを探しているときには、ギフトのプロがおすすめするアイテムをチェックしてみましょう。
次の記事では、喜寿祝いとして選んで間違いない商品をご紹介しているので、贈り物を用意する際にはぜひ参考にしてください。