喜寿祝いを贈るときには、お祝いの品にふさわしいアイテムを選びましょう。今回は、月間700万人が利用するプレゼント専門サイト ギフトモールに所属するギフトのプロが、NGな喜寿祝いのプレゼントや、ダメと言われている理由などを解説します。失敗しない贈り物を探している人は必見です!
喜寿とは、77歳という年齢または77歳の長寿祝いのことで、草書体で「喜」の文字を書いた際に七十七と見えることが由来といわれています。
喜寿のお祝いは、数え年で77歳を迎えた際に行うのが慣習とされていますが、現在は満年齢で77歳となったタイミングですることが多いです。
ここからは、長寿祝いとして贈ることがタブーとされているものや、NGなプレゼントをご紹介します。
なぜダメなのかという理由も解説しているので、喜寿のお祝い品を用意する前にチェックしておきましょう。
くしは、「苦」や「死」といった縁起が悪い事柄を連想させる言葉が入っているため、古くから慶事の贈り物にはNGとされているアイテムです。
70代は慣習を気に掛けている人も多いので、くしを喜寿のお祝い品として贈ることはなるべく避けましょう。
漢字で「手巾」と表記するハンカチは、「手切れ」と読めることから別れを意味すると言われています。
そのため、ハンカチをプレゼントすることは「縁を切りたがっている」と捉えられてしまう場合があり、喜寿祝いのギフトにはあまり適していません。
弔事の贈り物という印象が強い日本茶は、慶事である喜寿祝いのギフトとして贈ることはNGとされています。
ただし、地域によっては問題がない場合もあるので、事前に相手が住んでいる地域の慣習を調べることをおすすめします。
杖や老眼鏡といった明らかに年齢を感じさせるアイテムは、喜寿のお祝い品として贈ることはNGです。
老人扱いされることに不快感を感じる人も多いので、相手の気持ちを考慮してプレゼントを選びましょう。
靴や靴下といった足で踏みつけるものは、目上の方へプレゼントすることはタブーとされています。
「踏み台にする」「下に見ている」という意味を含んでいるといわれているので、とくに礼儀に厳しい人への喜寿祝いには不向きです。
「勤勉でいてください」という意味がある文房具は、目下の人へ贈る分には問題ありませんが、目上の方へのプレゼントとしてはNGです。
どうしても喜寿のお祝いとして文房具を贈りたいときは、事前にひと言断りを入れるなど、相手に誤解を与えないように配慮してください。
喜寿はおめでたい出来事のひとつですが、場合によってはお祝いしない方がいいこともあります。喜寿を祝ってはいけないケースはどんなときか、きちんと押さえておきましょう。
大げさにお祝いされたくないなど本人が望まないときは、無理に喜寿を祝わないようにしましょう。
どうしてもお祝いをしたいときは、少し豪華な手料理をふるまったりプチギフトを贈ったりと、さりげなく特別感を感じられることをするのがおすすめです。
体調が優れない日が続いている場合は、無理に喜寿祝いをしないで、静かに過ごしてもらうことをおすすめします。
喜寿は、いつどのように祝うのかはっきりとした決まりはないので、本人の体調や都合を第一に考えたタイミング・形でお祝いをしましょう。
失敗しない喜寿祝いを贈りたいときは、NGと言われているものを避けるほか、実際に多くの人から選ばれているアイテムをチェックしてみるのがおすすめです。
次の記事では、ギフトモールのデータをもとに厳選した喜寿のお祝い品にふさわしい商品をご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。