結婚記念日の数え方は?呼び方や計算方法などもご紹介

結婚記念日の数え方は?呼び方や計算方法などもご紹介

いざお祝いしようとしたときに悩むことが多い結婚記念日の数え方や計算方法を、月間で700万人が訪問するギフトモールの編集部が徹底解説!さらに、1年目~70年目までの呼び方も一覧でご紹介します。ギフトのプロによる、ためになる情報が満載なので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

結婚記念日の数え方とは?

結婚記念日の数え方は、結婚したその年を0年目として考える方法が一般的です。つまり、結婚したちょうど1年後に結婚1周年を迎え、その後は1年ごとに2周年、3周年と増えていきます。

今年で結婚して何年目か簡単に知りたい場合は、現在の西暦から結婚した年を引くと計算できます。

そもそも結婚記念日っていつ?

結婚記念日は、いつから2人が結婚したかを表す大切な日ですが、決め方や数え方に法律や国のルールがあるわけではありません。そのため、新郎新婦が自由に設定することができます。

そのなかでも、入籍日や結婚式を挙げた日を記念日とするカップルが多いと言われています。

英語での数え方は?

英語圏でも日本と同様に、結婚した年を0年目とする結婚記念日の数え方が一般的です。
1周年は1st Wedding AnniversaryやFirst Wedding Anniversaryと表し、2年目が2nd / Second、3年目が3rd / Thirdと頭の数字の部分が増えていきます。

年数別の結婚記念日の呼び方一覧

結婚記念日には年数によって決まった呼び方があり、名前にちなんだものを贈ることが多いです。
1周年から15周年までは1年ごとに、それ以降は5年ごとに呼び名が決められているため、ここでは早見表に沿ってご紹介していきます。

1年目 紙婚式

1年目の結婚記念日は、新婚夫婦のまっさらな状態を白い紙にたとえて紙婚式(かみこんしき)と呼びます。
白紙の状態から将来の夢や幸せを願うという意味があり、手帳や手紙といった紙を使ったアイテムを贈る風習があります。

2年目 藁婚式(綿婚式)

2年目の結婚記念日には、藁婚式(わらこんしき)と綿婚式(めんこんしき)という2つの呼び方があります。
夫婦の絆が固まりきっておらず、藁や綿のように柔らかいことが由来とされており、綿にちなんで綿製のパジャマやぬいぐるみを贈ることが多いです。

3年目 革婚式

3年目の結婚記念日は革婚式(かわこんしき)と呼び、プレゼントには長く使える革製品が選ばれることが多いです。
倦怠期を迎えると言われる時期なので、「夫婦が粘り強い関係を築けるように」という願いを込めて、使うほどに味が出る革小物を贈る習慣が生まれました。

4年目 花婚式

結婚して4年目の記念日は、蒔いた種が花開く時期に例えて花婚式(はなこんしき)と呼ばれています。
プレゼントにはお花を使った商品が選ばれることが多く、とくにドライフラワーやハーバリウムといった長く楽しめるものが人気です。

5年目 木婚式

5年目の結婚記念日は、夫婦が1本の木のように根を張った状態になぞらえて木婚式(もっこんしき)と呼びます。
木製のアイテムがギフトとして選ばれることが多いですが、結婚5周年という節目を祝ってセカンドマリッジリングを贈るケースもあります。

6年目 鉄婚式

6年目の結婚記念日は鉄婚式(てつこんしき)と言い、夫婦が鉄のように固い絆で結ばれることを願って名付けられました。
フライパンや包丁、タンブラーといった、普段からよく使う鉄製品をお祝いとして贈るのが一般的です。

7年目 銅婚式

結婚して7年も経つと家庭が安定してくることから、7年目の結婚記念日はどっしりとした銅に例えて銅婚式(どうこんしき)と呼ばれています。
お祝いのプレゼントとしては、銅製のペアタンブラーやペアマグカップが人気です。

8年目 青銅婚式(ゴム婚式)

8年目の結婚記念日は、青銅婚式(せいどうこんしき)とゴム婚式の呼び方があります。それぞれ青銅のような美しく強い関係を願う気持ちと、ゴムのようなしなやかで強い絆を願う気持ちが由来です。
また8年ほどで家電が買い替え時期を迎えるため、電気器具婚式とも呼ばれています。

9年目 陶器婚式(鉛婚式)

9年目の結婚記念日は、9年もの間2人の関係にヒビが入らなかったことを祝って陶器婚式(とうきこんしき)と名付けられました。お祝いを贈りたい場合には、名前にちなんだ陶器製の食器がおすすめです。
また、別名として鉛婚式(なまりこんしき)と呼ばれることもあります。

10年目 錫婚式(アルミ婚式)

結婚して10年目の記念日は、柔軟で見た目が美しい錫やアルミのような関係を築くことを願って錫婚式(すずこんしき)やアルミ婚式と呼ばれています。
錫やアルミ製の食器がギフトの定番ですが、結婚10周年を記念してアクセサリーを贈ることもあります。

11年目 鋼鉄婚式

11年目の結婚記念日は鋼鉄婚式(こうてつこんしき)と呼び、鋼鉄のように夫婦が固いきずなで結ばれるようにという願いが込められています。
お祝いのプレゼントとしては、鉄製やステンレス製の調理器具がよく選ばれる傾向にあります。

12年目 絹婚式

結婚12年目の記念日は、これまで積み重ねてきた夫婦の絆を繊細な美しさのシルクに例えて絹婚式(きぬこんしき)と呼びます。
プレゼントを贈る際は、シーツやネクタイ、ショールといった普段使いしやすい絹製品を選ぶのがおすすめです。

13年目 レース婚式

13年目の結婚記念日はレース婚式と呼ばれ、ショールやカーテンなどのレースがあしらわれた商品を贈るのが一般的です。
これまで地道に積み上げてきた夫婦生活を、ひと針ひと針緻密に編むレースの美しさに例えたことが名前の由来とされています。

14年目 象牙婚式

14年目の結婚記念日は象牙婚式(ぞうげこんしき)と言い、象牙のように年月を重ねることで夫婦の愛がより大きくなることを願って名付けられました。
象牙製の印鑑やアクセサリーが贈り物の定番でしたが、最近は象牙製品に限らず実用的なものを贈ることもあります。

15年目 水晶婚式

結婚15年目の記念日は、長年共に歩んだ夫婦が水晶のように曇りのない信頼関係で結ばれているという意味で水晶婚式(すいしょうこんしき)と呼ばれています。
水晶を使ったアクセサリーのほか、曇りがないという点にフォーカスしてガラス製品を贈ることもあります。

20年目 磁器婚式(陶器婚式)

20年目の結婚記念日は、磁器婚式(じきこんしき)と呼びます。磁器のように年を経るごとに味わいが増す夫婦関係になぞらえて名付けられました。
お祝いのプレゼントとしては、磁器製の華やかで高級感のある食器が人気を集めています。

25年目 銀婚式

結婚25年目の記念日は、長年続いた夫婦関係をいぶし銀のような奥深い美しさに例えて銀婚式(ぎんこんしき)と呼びます。
25周年という大きな節目に当たるため、銀製の高価なアクセサリーやタイピンを贈って豪華にお祝いすることも多いです。

30年目 真珠婚式

30年目の結婚記念日は、長く共に歩んだ夫婦の関係を希少な真珠に例えて真珠婚式(しんじゅこんしき)と名付けられました。
真珠は「富」や「健康」を表すためギフトにも向いており、結婚30周年の節目にはパール製のアクセサリーを贈ることが多いです。

35年目 珊瑚婚式

35年目の結婚記念日には、長い年月をかけて成長していく珊瑚に夫婦生活を例えて珊瑚婚式(さんごこんしき)という呼び方があります。
ギフトとしては珊瑚製のアクセサリーが一般的ですが、特別感を出したい場合は珊瑚が見える海への旅行もおすすめです。

40年目 ルビー婚式

結婚から40年目の記念日は、「情熱」や「深い愛情」の石言葉を持つルビーに例えてルビー婚式と名付けられています。
贈り物としては、ルビーを使ったアクセサリーやネクタイピン、赤色のアイテムがよく選ばれる傾向にあります。

45年目 サファイア婚式

サファイアには「慈愛」や「誠実」という石言葉があり、誠実な夫婦関係を築いてきたことを祝って45年目の結婚記念日をサファイア婚式と呼びます。
プレゼントを贈る際は、サファイアのアクセサリーや青色のアイテムを選ぶのが一般的です。

50年目 金婚式

50年目の結婚記念日は、夫婦で過ごしてきた年月には金と同等の価値があるという意味を込めて金婚式(きんこんしき)と名付けられました。
人生の大きな節目のため、親族で集まって盛大に祝うことが多いです。ギフトとしては、金の装飾品や金箔で飾られた食器がよく選ばれています。

55年目 エメラルド婚式

結婚から55年目の記念日は、エメラルドの落ち着いたグリーンを円熟した2人の夫婦関係に例えてエメラルド婚式と呼びます。
プレゼントを贈る際は、名前にちなんでエメラルドのジュエリーやエメラルドカラーの日用品から選ぶのがおすすめです。

60年目 ダイヤモンド婚式

60年目の結婚記念日の別名はダイヤモンド婚式と言い、名前にちなんでダイヤモンドのアクセサリーを贈るのが伝統です。
ダイヤモンドには「永遠の愛」という意味があり、長い歳月を共に過ごしてきた2人の深くて固い絆を表しています。

65年目 ブルースターサファイア婚式

結婚65年目の記念日をブルースターサファイア婚式と呼び、硬度が高く傷つきにくいブルースターサファイアにかけて長年連れ添った夫婦の固い絆を表しています。
高齢になると装飾品に興味がなくなる人も多いので、上質な実用品や美味しいグルメを贈ってお祝いするのもおすすめです。

70年目 プラチナ婚式

70年目の結婚記念日は、プラチナのようにいつまでも色褪せない幸福を願ってプラチナ婚式と呼ばれています。
ギフトとしてはプラチナのアクセサリーが定番ですが、せっかくの機会なので家族で揃ってお祝いすると思い出に残る素敵な時間を過ごせます。

結婚記念日におすすめのギフトも要チェック!

結婚記念日の数え方や呼び方がわかったら、結婚記念日向きのギフトもチェックしてみましょう。
次の記事では、妻や夫、両親といった相手との関係性ごとに、プレゼントとしておすすめのアイテムをご紹介しています。