新築祝いはいくらが相場?兄弟や友達、親など相手別の金額も解説

新築祝いはいくらが相場?兄弟や友達、親など相手別の金額も解説

新築祝いは、一般的な相場に合う金額のものを贈るのがマナーです。今回の記事では、月間700万人が訪れるプレゼント専門サイト ギフトモールに在籍するのギフトのプロが、新築祝いの相場についてわかりやすく解説します。相手との関係性別の金額や相場に関するQ&Aなど、実際に役立つ情報が満載です。新居での幸せな暮らしを願う新築祝いを快く受け取ってもらえるように、ぜひ最後までチェックしてください。

新築祝いとは?

新築祝いとは、中古の物件ではなく新築の一戸建てや分譲マンションなどを購入し引っ越した人に贈るお祝いのことを指します。
「素敵な新居でいつまでも幸せに暮らしてほしい」という思いを伝えられる贈り物で、家族や職場の人など贈る相手との関係性によって相場は異なります。

新築祝いは現金?プレゼント?

新築祝いは、現金でもプレゼントでもどちらでも良いとされています。どちらを贈る場合も、関係性に合う相場を意識しましょう。
新築祝いのプレゼントとしては、新居で役立つ実用品やインテリアなどが人気です。

【相手別】新築祝いの相場は?

新築祝いの相場は、相手が子供や親といった近しい間柄であればあるほど、金額が上がる傾向があります。また、関係性のほか、相手の年齢でも違ってきます。
贈る相手別の相場をまとめたので、プレゼント選びに役立ててください。

【家族へ】兄弟・子供などへの新築祝いの相場

兄弟・姉妹へ

兄弟・姉妹へ贈る新築祝いの相場は、おおよそ30,000円~50,000円が一般的とされています。
兄弟・姉妹が20代や30代であれば20,000円前後、40代や50代以上であれば30,000円~と、年齢が上がるとお祝いの金額も高くなる傾向があります。

親から子へ

親から子への新築祝いの相場は、50,000円~100,000円ほどです。金額が高めなので、現金とプレゼントの両方を娘や息子夫婦に贈る親もいます。
また、新築住宅を購入する際に親が援助した場合は、それが新築祝いになるケースも多いです。

子から親へ

子から親への新築祝いの相場は、30,000円~100,000円ほどと家族ごとに金額が大きく変わってきます。
子供から高額なお祝いを受け取るのに抵抗があるという親も少なくありません。快く受け取ってもらえる金額を意識して、新築祝いを用意しましょう。

【親戚へ】姪・甥などへの新築祝いの相場

姪や甥へ贈る新築祝いの相場は、30,000円~50,000円で、そのほかのいとこや親戚の場合は、10,000円~30,000円ほどの金額を用意する人が多いです。
身内であるものの家庭によって考え方はそれぞれなので、贈る前に相手の親などと相談しましょう。

【孫へ】新築祝いの相場

祖父母から孫への新築祝いの金額の相場は、30,000円以上で上限はないです。孫が新築物件を購入するときに、新築祝いを兼ねて援助する祖父母も多くいます。

【友達へ】新築祝いの相場

友達へは、5,000円~10,000円ほどの新築祝いを贈るのが一般的とされています。
しかし、親友が新築住宅を購入した場合や仲の良い友人同士で連名で贈る場合は、相場よりも高い金額のものを選ぶケースが多いです。

【会社関係】新築祝いの相場

職場の人へ

職場の同僚や後輩へ贈る新築祝いの相場は、おおよそ5,000円~10,000円です。先輩や上司といった会社関係の目上の人へは、10,000円以上の金額を新築祝いとして渡す傾向にあります。

取引先へ

会社から取引先の人への新築祝いの相場は、5,000円~10,000円ほどです。
取引先の人と個人的に親しくしている場合でも、会社名義で新築祝いを贈るかあらかじめ上司に相談しましょう。その場合は、会社からとは別に個人名義でお祝いを贈るとさらに喜んでもらえます。

【ママ友・近所の人へ】新築祝いの相場

ママ友や近所の人が新築物件へ引っ越すときは、3,000円~5,000円ほどのものを贈るのが一般的とされています。
相手との距離が近いほどに金額の相場も上がります。仲良しの人と連名で贈る場合は、それぞれ1,000円ほどを出し合って相場より少し高い金額のものを渡すことが多いです。

新築祝いの相場に関するQ&A

新築祝いと出産祝いが同時の場合の相場は?

新築祝いと出産祝いが重なった場合でも、新築祝いの金額の相場は変わりません。同時に渡す場合は、相手がわかりやすいよう、別々のご祝儀袋に入れて贈るのがおすすめです。
また、どちらも現金では味気ないと感じる場合は、現金とプレゼントに分けて贈る方法もあります。

夫婦連名の場合の金額は?

夫婦連名で新築祝いを贈る場合は、一般的な相場よりも少し高めの金額のものを贈る人が多いです。
しかし、高額すぎるとかえって気を使わせてしまうこともあるため注意しましょう。相場の1.5倍ほどを目安にしてください。

新築祝いは偶数の金額にするべき?

新築祝いはお祝い事の贈り物なので、相場から大きく外れない奇数枚の現金を包むのが一般的です。金額の合計は奇数でも偶数でもどちらでも良いですが、お札の枚数は奇数にしましょう。
また、死や苦を連想させる「4」や「9」がつく金額にならないようにすることもマナーです。

新築祝いで贈る胡蝶蘭の相場はいくら?

胡蝶蘭を新築祝いとして贈る場合の相場は、家族や親戚へは10,000円~30,000円ほど、友人などへは5,000円~10,000円ほどです。
美しい胡蝶蘭をゆっくりと楽しんでもらえるように、お披露目会がある場合は前日までに贈り、引っ越し直後は避けるなど、渡すタイミングを意識しましょう。

相場に合う新築祝いを贈ってお祝いの気持ちを快く受け取ってもらいましょう

新築祝いは、大切な人の新たな門出をお祝いする素敵な贈り物です。相手に喜んでもらうためにも、関係性に合った金額の相場を知っておく必要があります。
相場に合った新築祝いを選んで、「末永く幸せな生活を送ってほしい」という気持ちと一緒に届けましょう。