■美しい輝きとしっかりとしたコクを持ったエミリア＝ロマーニャ州の逸品
白ワインとして初めてD.O.C.G.に昇格したエミリア＝ロマーニャ州の逸品。美しい輝きとしっかりとしたコクを持っています。
手摘みで収穫したブドウを、温度管理されたステンレスタンクで醸造。

ステンレスタンクのメリットは、外気からの影響を遮断できるため、タンク内のワインを酸化のリスクから守ることができるというところです。
また、常に一定の温度をタンク内で保てたり、温度が造り手の意思に裁量によって自由に調節可能です。


■生産者
古代ローマ時代からワインを生産していた豊かなベルティノーロの丘陵地帯に自社畑を有するファットリア・パラディーゾ社。
良質なワインを生む気候と風土に恵まれつつも、常に品質向上に力を入れて高品質なワインを造っています。
過去には故ジャコモ・タキス氏や、ロベルト・チプレッソ氏などにもワイン造りのアドバイスを受け、とりわけカルロ・フェリーニ氏は現在の同社のほぼすべての畑の改革を行った際に多大な貢献をしています。

ファットリア・パラディーゾでは伝統を守るだけではなく、常に改革と改善を行っており、それが現在の高品質なワインの礎となっています。
より良いワインを造るためにまず最初に行ったのは、土壌の調査でした。
研究の結果、それまでのドッピオ・カポヴォルトではなく、グイヨーやコルドーネ・スペロナートのほうが同社の畑の土壌に合うことがわかり、順次切り替えました。
さらに、収量を平均20%も減らし、トップレンジのワインでは一株からわずか数百グラムしか収穫しないといった徹底した収量制限をすることで、養分のたっぷり詰まった素晴らしいブドウが生まれるようになりました。


■ワインについて
エチケットの貴婦人のように、光沢があり美しい輝きの外観。
しっかりとした色調とコクが特徴のワインです。

「アルバーナ種」は古代ローマ人が持ち込んだブドウ品種で、糖度と酸味が高く種や果皮にはタンニンが豊富に含まれています。
ロマーニャの伝統やテロワールを表現するブドウとして、古くからこの地で栽培されてきました。
黄桃やアプリコットなどの黄色いフルーツで、なめらかななテクスチャー。

美食の地としても知られるエミリア＝ロマーニャ州。
パルメザンチーズ、パルミジャーノ・レッジャーノ、パルマの生ハム、ラビオリなどワインと合わせて美味しいものがたくさん。
アンティパストや魚介類とよく合いますが、郷土料理とマリアージュしても楽しいですね。