●セイダカレイの丸干しは宮古では初夏の風物詩！
北海道～三陸ではザラザラと分厚いサメ肌の皮をしたとても厳つい「サメガレイ」を丸干しにして食べる習慣があります。サメガレイはあっさり淡白なイメージが強いかれいの中では珍しく、滴るほどたっぷり脂がのっているかれいです。特に三陸では初夏に獲れるもののが脂ののりがよく、好んで干物で食べられています。見た目のグロテスクさと脂のノリの良さから足がはやく、ほとんどが地元消費のため広くは流通していないカレイですが、食べ応えと確かな旨味のある魚です。

●火が着くほどの脂！調理はフライパンがオススメ
非常に脂のノリが良く、特に初夏のものは抜群に脂がのっているので直火や魚焼きグリルで焼くと脂に火がついて燃えてしまうことがあるため、オススメの調理はフライパン調理です。

●分厚く香ばしい皮がアクセント皮が美味しいんですby宮古市民
皮を下にして滴る脂で揚げるようにして焼いて皮ごと食べるのが地元の食べ方です。同じサメガレイを食べる地域でも皮は剥いてしまい食べない地域の方が多いので、皮まで香ばしく焼いて食べるのが好きな魚好きの宮古市民ならではの食べ方かもしれません。

●おすすめアレンジ調理は味噌汁と揚げ物
ちょっと脂が気になる方に一押しのアレンジは「わらび」と一緒に「汐炊き」や「味噌汁」の具として入れたり、唐揚げやフライなどにして食べることです。「汐炊き」はアラや頭を使うことが多いですが、干物で作っても良い出汁が出て美味しいです。味噌汁は塩味の分、味噌の量を調整してつくると旨味たっぷり、さっぱりとしたお吸いが楽しめます。

揚げ物は焼いて食べるよりずっと脂が軽くなりさっぱりとした風味になります。タラフライなど好きな方には是非試して頂きたいアレンジです。

●当店ではあえて大きい型で作っています
通常、干物に好んで使われるサメガレイは500ｇ程度の可愛らしい（他のカレイと比べると十分大きいのですが）大きさのものですが、弊社では冷風乾燥設備が整っているのであえて、大型の2㎏前後のサメガレイを使用して干物をつくっています。身が厚いので塩加減がよりマイルドかつジューシーで抜群に食べごたえがあります。好みで4切、5切、6切、7切、8切、9切の中から好みの数量選んでご注文ください。リクエストがあれば他の数量も作りますのでご相談ください。

干物が得意な三陸宮古かれい専門店　ギフトモール店