ここでは、実際のデータをもとにギフトのプロが厳選した、喜寿祝いにふさわしいプレゼントをご紹介します。
ランクインしているのは、どれもギフトモールで売上上位を記録している、選んで間違いがない人気商品ばかりです。

編集部が自信を持っておすすめするアイテムが勢揃いしているので、祖母に贈るプレゼント探しに役立ちます！
アイテムの解説のなかでどのような方に喜ばれるかなどにも触れているため、隅々までチェックして、とっておきの贈り物を手に入れてください。

喜寿とは日本に古くから伝わる長寿祝いのひとつで、読み方は「きじゅ」です。
漢字の「喜」を草書体で書くと七十七と読めることに由来しており、室町時代の終わり頃から、77歳を迎える方をお祝いするようになりました。

現代では77歳を迎えても若々しい方が多いですが、「これからも元気で長生きしてね」という意味を込めて家族や親族でお祝いする風習が残っています。

喜寿のテーマカラーは、高貴な人だけが身に着けることを許されていた「紫」です。
そのことから、紫のちゃんちゃんこを着てお祝いをするのが定番ですが、紫色のほかのアイテムを祖母へプレゼントする方も増えています。

喜寿のお祝いを祖母に心から喜んでもらうためには、素敵なプレゼントを選ぶだけでなくマナーを守ることも大切です。
普段なかなか実家に行けない方も家族で集まる絶好の機会なので、これからご紹介するマナーを押さえて、心の温まるひとときを過ごしてください。

喜寿のお祝いは、以前は生まれた時点の年齢を1歳と数える数え年で行われていましたが、現在は満年齢で77歳になった年に祝う方が多いです。
なかでも、祖母が77歳を迎える誕生日当日にお祝いをするケースがよく見られます。

ただし、お祝いをするタイミングはとくに決まりがないため、お正月やゴールデンウィーク、敬老の日などに家族で集まってプレゼントを渡しても問題ありません。

とくに、家族が遠方に住んでいる場合には、長期連休中などの集まりやすい日にちを設定することをおすすめします。

喜寿のお祝いは、77歳を迎える方を囲んで家族や親戚で豪華な食事をしたり、紫のちゃんちゃんこを着て記念撮影をするのが一般的です。

プレゼントは、食事会の後など家族が揃っているときに渡してください。遠方に住んでいて集まりに出席できない方も、当日に間に合うように贈り物を郵送するのがおすすめです。

また、お祝いとして旅行をプレゼントする方も多いです。お気に入りの温泉旅館や思い出の観光地に家族で出かければ、その日のことがいつまでも心に残ります。
旅行を贈る場合は、祖母の体調を第一に無理のない計画を立てましょう。

喜寿祝いのプレゼントには、祖母に贈るのであっても熨斗（のし）を付けるのがおすすめです。
包み紙だけで渡してもとくに問題はありませんが、熨斗を付けることによって、かしこまってお祝いする気持ちが伝わります。

長寿祝いは何回あっても喜ばしいお祝いなので、水引は結びなおせる蝶結びを選びましょう。

熨斗紙の表書きは、「喜寿御祝」や「祝喜寿」、「感謝」と書き入れる方が多いです。上部に表書きを入れたら、下部に「家族一同」などと記入します。

喜寿祝いのプレゼントには、テーマカラーである紫色を取り入れたアイテムが多く選ばれています。紫色のちゃんちゃんこが定番ですが、女性へのギフトとしてはお花やアクセサリーも人気です。
最近では77歳になっても若々しい方が増えているので、年齢を感じさせない華やかなものを選ぶと、おしゃれな祖母にも喜んでもらえます。

また、湯呑みをはじめとする食器は、喜寿祝いのプレゼントを日常的に役立ててもらいたい方に適しています。
ゆったりとした時間を過ごしてもらいたいなら、贅沢な気分を味わってもらえる豪華な食べ物や旅行を贈るのもおすすめです。

さらに、メッセージ入りのケーキや名入れのアイテム、似顔絵がデザインされたグッズなども、記念になるため喜寿をお祝いする贈り物にふさわしいです。

喜寿は長寿をお祝いする大切な節目のひとつなので、ネガティブなイメージを与えるプレゼントは祖母からリクエストされた場合を除いて避けましょう。

例えば、「苦」と「死」を連想させる「くし」などは贈らないのが無難です。また、老いを実感させる杖や歩行器も、渡すと不快に思われることがあります。

NGとされるアイテムを選びたい場合には、名入れをして特別感を出したり、メッセージを添えてフォローすることをおすすめします。

ギフトモールでの売上データやwebアンケート調査の回答などから、祖母に贈る喜寿祝いの平均予算や相場を算出しました。

祖母に贈る喜寿祝いの予算の平均は、10,000円～30,000円程度でした。

贈り主の状況によって予算は異なり、社会人になりたての方や学生は10,000円程度のプレゼントを購入するケースがほとんどです。
一方、自立している方からは、今までの感謝の気持ちを込めて10,000円以上の高価な商品が多く選ばれています。

あまりに高価な贈り物を渡すと祖母に心配をかけてしまうので、相場内で無理のない価格のものをセレクトすることをおすすめします。

喜寿祝いのプレゼントには、心のこもったメッセージを添えて渡すのがおすすめです。
ここでは、祖母への感謝や労わりの気持ちが届くメッセージの文例をご紹介します。ぜひ参考にして、普段なかなか言えない気持ちを伝えましょう。

喜寿のお祝いのプレゼントを選ぶときに一番大切なのは、祖母の好みやライフスタイルに寄り添うことです。
普段なかなか会えない方も、おばあちゃんと過ごした時間を思い出して、何を贈ると喜ばれるか考えてみましょう。
小さかった孫が立派に成長したことに感激してもらえるような、とびきりの贈り物を見つけてください。